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- 建永
- 20/02/05 16:59:41
女優・沢尻エリカ被告(33)の初公判が1月31日、東京地方裁判所で開かれた。沢尻被告は東京都目黒区の自宅マンションで合成麻薬MDMAやLSDを所持したとして、麻薬取締法違反の罪で起訴されていた。
【写真】もう見られない?美しい愛人を演じた沢尻エリカ
2千人超が傍聴券を求めて並んだ。抽選で当たったのは19人。117倍の高倍率で傍聴券を引き当てた会社員・松本俊幸さん(54)に話を聞いた。
「沢尻さんは黒髪で、うっすらと化粧をしていました。心労でやつれているのかと思いましたが、きれいでした。『自身の甘さのため、仕事先、ファンの方々を裏切ってしまい、深くお詫びします』と、謝罪していましたね。検事から何度も『どうしてクスリをやってしまったんですか』と問い詰められ、かわいそうなくらいでした」
起訴内容については「間違いありません」と認めた沢尻被告。職業を尋ねられると「無職です」と答え、女優復帰は「考えていません。復帰を語る資格はないと思います」と述べた。
この日は、証人として沢尻被告の兄も出廷。今後同居して、更生に向けて支援していくと話した。
また、所属事務所エイベックスの担当者からの書面も読み上げられた。「女優業への復帰が前提ではない」としつつも「当社も、信頼回復に努め、指導をしていきます」という内容で、事務所が沢尻被告の支援を継続することが明らかになった。
なぜ、事務所は世間を騒がせた沢尻を支えるのか。ある芸能事務所の代表はこう語る。
「エイベックスは、前の事務所を契約解除になった彼女に『何があっても切らない。守るから』と言って誘ったそうです。だから簡単にはクビにできないと聞いています」
ただ、芸能人はイメージが大事。仕事はあるのだろうか。
「コカインを使ったとして麻薬取締法違反で執行猶予付きの有罪判決を受けたピエール瀧は、電気グルーヴの石野卓球と昨年10月、新会社を設立。2人のマネジメントを軸に様々な事業を展開しています。地上波は厳しくても映画やステージなら活動の可能性があるということなのでしょう。ならば、沢尻だって、復帰した暁には、引く手あまただと思いますよ」(芸能事務所代表)
傍聴券を求める列には、復帰を待ち望むファンもいた。18歳の女子大生は「沢尻さんは演技力があり、自分の思っていることをはっきり話すのが他の芸能人にはない魅力です。ずっと見ていたいです」と話した。
検察は「懲役1年6カ月」を求刑、2月6日に判決が下される予定だ。世間の受け止めにも注目したい。(本誌・上田耕司)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200204-00000055-sasahi-ent
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