• No.27 どうしてこんな事になっているかというと

    20/01/26 09:26:16

    このODAは、いわゆる「アンタイド援助」。
    今の日本のODAは9割以上がアンタイド援助。

    まず「タイド援助」というものがある。
    これはいわゆる「紐つき援助」のことで、ODAで開発プロジェクトを手掛ける場合に必要となる資材や役務の調達を、援助供与国(例えば日本が援助を行なう場合だったら、日本)に限定することを条件として供与される援助のこと。

    「アンタイド援助」はその逆で、援助供与国の企業でなくても自由に入札ができる場合をいう。
    「部分アンタイド」は、援助供与国と開発途上国の企業のみが入札に参加できる、というもの。

    かつて日本では、「国益」のためにODAのタイド供与をさかんに行っていた。
    岸首相(安部首相の父親)は外交方針として、「日本の経済発展と繁栄を図る見地から、ODAを行う」と打ち出していた。
    ODAタイドで供与することが日本企業の輸出振興につながり、日本の高度経済成長に貢献した。

    ところが90年代頃になると「日本のODAは日本企業の利益誘導だ!」という批判が、周辺国、マスコミ、野党などから起こり、世論でもタイド援助が批判されるようになった。
    世論の批判の高まりに応じる形で、「人道的考慮・相互依存・環境の保全・自助努力」の4つをODAの理念として掲げることになり、アンタイド援助が推進されるようになり、現在に至る。

コメント

古トピの為、これ以上コメントできません

広告

返信コメント

  • まだコメントがありません

投稿するまえにもう一度確認

ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。

上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。