【韓国】「慰安婦は売春」発言の教授、「反日種族主義」が教材の講義を開設予定

匿名

漢字

20/01/22 22:13:55

昨年、「慰安婦妄言」論争で講義が中断された延世(ヨンセ)大学社会学科の柳錫春(リュ・ソクチュン)教授が、2020学年度1学期の講義を開設し、李栄薫(イ・ヨンフン)元ソウル大学教授の『反日種族主義』(2019)を教材の一つに使うと明らかにした。『反日種族主義』は、日本の慰安婦強制動員を否定する趣旨の主張が書かれ、論争になった本だ。

20日、延世大学関係者によると、柳錫春教授は最近、2020学年度1学期講義計画書3件を提出した。社会学科専攻深化科目である「経済社会学」と、教養科目である「大韓民国の産業化と民主化」「東南アジアの社会と文化」などだ。

このうち経済社会学授業の講義計画書を見ると、第2週の授業の「教材範囲・課題物」の一つに『反日種族主義』が含まれている。授業は毎週木曜日1回(8~10時間目連続講義)進行されて前半2時間は講義、後半1時間は学生と教授の討論など、計3時間だ。この授業にはウェブトゥーン作家ユン・ソイン氏が共著の一人として参加し、李承晩(イ・スンマン)元大統領の功績に光を当てた『時をかける男』(2016)と、ニューライト全国連合が民主労働組合総連盟を批判した『民主労総衝撃報告書』もそれぞれ第5週と第12週の参考教材に挙げられている。

■チョ・グク氏「おぞましい本」

教材はしかし、成績に反映される正式教材ではなく参考教材のようだ。柳教授自ら講義計画書で明らかにした成績反映用テキストは合計5冊で、このリストには『反日種族主義』は含まれていない。それでもこの本が与野党を問わず論争の本となったため、学生は「親日指向の本を使って大学授業を聞くことはできない」と反発する。

李栄薫氏の他に、金洛年(キム・ナンニョン)、チュ・イクジョン、イ・ウヨンら経済史学者が共同執筆したこの本は、日本を悪として見る世界観を反日種族主義と見なし、その起源と拡散過程を説明した本だ。しかし、日帝の強制収奪を否定し、植民地近代化論を擁護する趣旨の内容が含んでいるうえに、出版当時(昨年7月)は反日感情がピークだったことから大きな論争となった。

特に、チョ・グク前法務部長官が当時フェイスブックに「吐き気がする本」と紹介しながら大きくイシューになった。「日本植民支配に免罪符を与える内容で満たされている」〔秋惠仙(チュ・ヘソン)正義党議員〕ら与党批判外の野党圏の一部からも「非常識であり、同意することはできない」〔洪準杓(ホン・ジュンピョ)前自由韓国党代表〕という反応があった。

その後、李栄薫氏はYouTube等を通してチョ・グク氏に公開討論を申し込み、反対側の学界では『反日種族主義』を批判する『韓日右翼近代史完全征服』(2019)を発刊するなど論争は現在進行形だ。

>>1に続く

コメント

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  • No.6 文中

    20/01/23 02:22:33

    >チョ・グク氏「おぞましい

    お前が言うなよタマネギ男

  • No.5 関連トピック

    20/01/22 22:25:12

    【韓国】延世大学のリュ・ソクチュン教授、講義で「慰安婦は売春婦、日本は加害者ではない」
    http://mamastar.jp/bbs/comment.do?topicId=3413182&sort=1

  • No.4

    ぴよぴよ

  • No.3 寛正

    20/01/22 22:19:53

    この教授、無事だったんだ
    「慰安婦は単なる売春婦」発言したせいで逮捕されるかもみ~たいな記事あったから、辞めさせられたりしたのかと思ってた

  • No.2 元亀

    20/01/22 22:18:49

    歴史って思想じゃなくて事実なのに反日親日と区別されるっておかしな話だな。

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  • No.1 漢字

    20/01/22 22:14:22

    ■「罷免せよ」vs「懲戒反対」

    教授の講義内容は徹底して教授の裁量だが、これに先立ち、延世大学の一部学生たちとその連帯出身同窓生がこれまで柳教授の「親日指向」を批判し、講義開設そのものを反対してきたことから、今回『反日種族主義』を教材に採択したことはさらなる論争を呼んでいる。昨年2学期、柳教授は「発展社会学」の講義中に「(慰安婦は)売春の一種」と話し、これに抗議する女子学生に「気になるなら一度やってみるかい」と発言して波紋が起きたが、その延長線上といえる。
     
    当時、延世大学総学生会による公開批判だけでなく、連帯出身の各種団体が柳教授を名誉毀損容疑で告発した。延世大学では柳教授に対して公式調査を進めるとともに、該当教科目の講義を中断して代替講師の投入を決めた。警察は告発から約4カ月となる今月13日、柳教授を呼んで事情聴取を行ったが、延世大学の懲戒についてはまだ確定していない。調査を担当している倫理人権委員会が、柳教授の懲戒について議論する人事委員会に諮ろうする案件を出したが、柳教授が再審を要請したことが分かった。延世大学側は「懲戒についての人事委経過過程に対しては具体的に明らかにすることはできない」とした。

    在学生・卒業生3275人の柳教授批判署名を集めて総長室に提出した延世民主同窓会のイ・サンス(57・史学科81年度入学生)副会長は「柳教授が妄言を謝らない以上、講義開設そのものが受け入れられないというのが基本的立場」としながら「撤回する方法がないなら、学校当局は代案科目でも開き、学生の選択の幅を広げてほしい」と訴えた。

    これに関連し、柳教授は電話インタビューに対して「私が言及できる言葉はない」と短く答えた。そのような一方、『反日種族主義』の著者の一人である落星垈(ナクソンデ)経済研究所のイ・ウヨン研究委員は、22日から延世大学正門で柳教授懲戒反対一人デモを行う計画だと明らかにした。

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