- なんでも
- 享和
- 20/01/05 18:00:53
万が一火災が起きてしまったら、まずすべき事はもちろん消防署への連絡と消火活動ですが、消火活動が終わってからもやらなければならない事がたくさんあります。むしろ、消火活動が終了してからの方が家屋の持ち主にとっては大変
まずは消防署から呼ばれた電力会社とガス会社の方から火災後の対策に関する説明
電力会社からは「電気設備調査結果のお知らせ」という葉書に必要事項を記入して貰う必要があります。消火活動の際の放水等による漏電や電灯回路の以上について検査してもらい、異常が無かったと言う事を証明するために必要な書類です。
ガス会社にはガスの元栓やガスコックを確認してもらい、異常があるようだったらガスの閉栓作業をしてもらいます。
そして「り災状況申告書」の記入と提出、火災現場の状況を報告するための写真を撮影、そうしてから保険会社への連絡と保険金受取の手続き等を行う必要があります。火災は起きてしまったら消火活動は消防署に任せるしかありませんが、その後は自分でやらなければならない事が山ほどあるのです。
もらい火で受けた被害も全て自己負担となってしまう
現在の日本の法律ではそれが出来ません。
一戸建ては特に、自己責任。
分譲マンションの場合は、管理費の中からマンション自体で火災保険や地震保険に入っているため、共有部分に被害を出してしまったも、マンション側が保険で直します。
室内の壁紙や家財などは自分の火災保険を使います。
一戸建ては、自分の家が火元となり隣に火災が起きた際の特約で
失火見舞金費用特約や類焼損害補償特約に加入してある程度の補償をする事がおすすめです。
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