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>>5734続き
過度な米軍依存の正否は、わが国も検証の必要がある。
ただ、日本外交のブレ幅は韓国に比べマシ。
外交路線決定は独立国家の権利とはいえ、
韓国には米国の頭ごなしに中国と誼を通じることがはばかられる合理・道義的理由が存在する。
朝鮮戦争(50~53年休戦)で中国軍はソウルの南まで侵攻。
主力の米軍は友軍・韓国軍の弱さも手伝い14万以上の死傷者を出した。
韓国にとり中国は侵略者だが、
韓国は“国家”ぐるみの倒錯に痛痒を感じない。
というか、倒錯への自覚・感覚がない。
○閔妃をめぐる朝鮮倒錯史
李氏朝鮮には、朴大統領のような女性の権力者がいた。
第26代王・高宗(1852~1919年)の妃・閔妃(ミンピ、1851~95年)である。
以下、かなり“年季”が入っている「朝鮮半島倒錯史」の、ほんの一部をたどってみる。
【第一幕】
閔妃は実権を義父・興宣大院君(1820~98年)から奪うや、
大院君の攘夷政策を一転、
開国路線に舵を切り、
欧露に先駆けて真っ先に日本と外交条約を締結。
日本は朝鮮を、
清の冊封より独立した国家主権を持つ独立国である旨を明記、
軍の近代化に協力した。
【第二幕】
結果、新旧2種の軍が並列。
そこに旧式軍隊の待遇・給与未払い問題が絡み、
旧式軍隊と大院君派が呼応して1882年、
大規模な反乱《壬午事変》を起こす。
閔派は無論、
近代化を果たした日本に学び、
朝鮮を清から完全独立させ、
立憲君主国を目指す開化派、
さらに日本人を殺害・駆逐。
大院君は復権する。
続く- 0
15/09/02 12:18:38