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産経コラム(韓国政府がふぁびょって消せと言ってる記事)
■米中二股 韓国が断ち切れぬ「民族の悪い遺産」■
韓国外交を眺めていると、中島みゆきさんの名曲《時代》が、どうしても頭に浮かぶ。
♪めぐるめぐるよ時代はめぐる 別れと出会いをくり返し
時代を《事大》に置き換えると、韓国外交哀史が鮮やかに浮かび上がる。
《事大主義》とは《小》が《大》に《事(つか)える》こと。
強国に弱国が付き従う外交形態を指す。
「事大主義」が貫く外交 李氏朝鮮(1392~1910年)も末期、
清→日本→清→日本→ロシア→日本→ロシア…と、
内外情勢変化の度に事大先をコロコロと変えていった。
そのDNAを色濃く継承する韓国は、李氏朝鮮の再来を思わせる見事な「事大ブリ」を披露する。
最大の貿易相手国・中国が主導する金融秩序には自ら身をささげ、
朴槿恵(パク・クネ)・大統領(63)は北京で催される《抗日戦争勝利70年記念》軍事パレードを参観する。
いずれも米政府の反対をすり抜けたばかりか、中国の「目」を気にして、米政府の高高度防衛ミサイル配備提案も中ぶらりんにしたまま。
ところが、だ。
北朝鮮軍の砲撃を受け、米軍には後詰めではなく、共同対処をお願いする始末。
まさに《事大》は《めぐる》が、朝鮮が事大先を替える度、わが国は存亡の危機に瀕してきた。
日本が独立を促すと、
清にすり寄り日清戦争(1894~95年)の火ダネを造った。
日本が勝ち、朝鮮を独立させるや
ロシアにすがり、日露戦争(1904~05年)誘因の一つを造った。
朝鮮→韓国が《別れと出会いをくり返》すと、日本は大厄災に遭う。
北朝鮮軍の地雷で韓国軍下士官2名が重傷を負い、韓国軍は拡声器を使った北非難を再開した。
これに対し、北朝鮮軍は砲撃してきたが、韓国軍は「7倍返し」で応射。
朴氏も、北の挑発には現場指揮官の即断で報復攻撃を実施するROE(交戦規定)を許可した。
強気の背景には北の局地的軍事挑発に単独で対抗してきた韓国軍に、在韓米軍が初めて共同対処する方針が決断されたためでもある。
続く- 0
15/09/02 12:15:07