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山陰沖での韓国漁船拿捕4件
水産庁境港漁業調整事務所は、昨年11月から今年5月末までの山陰沖日本海での重点取り締まり結果をまとめた。
拿捕(だほ)は4件(前年同期0件)で重点活動を始めた2005年以降で最多となった。
ズワイガニ(松葉ガニ)を狙った密漁漁具の押収が大幅に増えた。
拿捕の4件はいずれも韓国船で、3隻がイカ釣り、1隻がカニかごだった。
浜田沖の日本の排他的経済水域(EEZ)で拿捕した3隻は、いずれも許可を得ていたが、漁獲割当量を超過したり、操業日誌を正確に記載しなかったりした漁業主権法違反があった。
隠岐北方のEEZで拿捕したのは無許可船だった。
密漁漁具はいずれも韓国漁船が設置したとみられる。
底刺し網が11件で総延長は約50キロ(前年同期4件5・5キロ)。カニかごが10件で計1620個(同6件610個)見つけた。
いずれも200~300メートルの海底に設置されていたため、同事務所はズワイガニの漁獲用とみている。
写真説明】押収したカニかごと大量のロープ(境港漁業調整事務所提供)
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11/07/28 23:35:03