時が経過しても、やっぱり命日近くは辛いです。母が亡くなって今月で11年、父が亡くなって今年で7年になりました。
最期の数週間は交代で病院に泊まり、卵巣ガンの母を看ていたから、たまたま前日は私が泊まっていました。当日朝、兄と交代して私は家に帰ったんだけど、少し休もうと思っていた矢先に兄から電話があり「もう今日かもしれないらしい。戻ってこい」と言われ、すぐに病院に戻りました。そういうのも思い出すと辛くなってくる、と旦那に先日話したところでした。
父は、我が家の上棟式に来てくれた翌日、農作業中の事故で亡くなりました。車に戻る父に「ありがとう！気をつけてね！」と言って手を振ったら、歩きながらこちらは向かずに手だけを後ろに向けて降ってくれたのをいつも思い出します。田植えをしている人、稲刈りをしている人、父が勤めていた会社の大型トラック、見る度に辛くなります。
この先も辛くなるのは変わらないと思うけど、なぜか旦那に話すと気持ちが落ち着きます。だけど、命日のお墓参りだけは一人で行って、しばらく心の中で会話をして落ち着いたら帰るようにしています。
辛いですね。