ＦＢ利用者２・７億人の個人情報、ネット上に「公開」

米フェイスブック（ＦＢ）の利用者約２億６７００万人分のデータが、今月４～１９日の約２週間、インターネット上で誰でも閲覧できる状態になっていたことが、セキュリティー情報サイト運営会社「コンパリテック」の調査で判明した。データには利用者の名前や電話番号が含まれていた。

　同社によると、大半は米国の利用者とみられるという。データはハッカーが集まるサイトに投稿されており、詐欺などに悪用される恐れがあるとしている。

　同社は、アプリ開発者とつながるシステムを通じてデータが盗まれた可能性や、サイト上で違法に自動収集された可能性を指摘している。