イケメンくんとは自然消滅した
捨てられたようなもんだ
やっぱり若い子には勝てないと実感した
だから仕方ない部分もある
イケメンくんを恋愛対象として見てたから
辛いだけで
イケメンくんは私の子供でもおかしくない
そんな子供のような二人におばさんが入る隙間はない

私も1週間は悩み気になったが
不思議とあっさり受け入れられた

この夢のような恋は一年半で終わった

一年後
まだ私は職場にいた
女の子は勤務回数が減っていた
イケメンくんも変わらずいた

久しぶりにイケメンくんが
たどたどしい様子で近寄ってきた

「今日からまた一緒にいいですか？」

別に一緒に仕事しなくてもいいのに
近寄ってくるのは、何か狙いがあるのがバレバレだった

帰宅後
連絡がきて「横尾さん前は本当に悪いことをしました。やっぱり俺は横尾さんがいいです。」

私「終わったことだからもういいよ。それより前を向いていけ。あなたはまだ若いからおばさん相手するのもだるいだろ」