匿名
11/24(日) 21:00
韓国大統領府の鄭義溶(チョンウィヨン)国家安保室長は24日、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)失効回避に関連する日本政府の発表に合意と異なる点があるとして、外交ルートで日本に抗議したことを明らかにした。
鄭氏は、対韓輸出管理を巡る日韓局長級の政策対話を再開するとの経済産業省の22日の発表について、「韓日間の合意内容を意図的に歪曲(わいきょく)した」と不快感を示した。
経産省は22日の発表で、厳格化措置は当面維持する方針を示した。政策対話とGSOMIAは無関係だとも強調している。韓国側は、政策対話を輸出管理厳格化の撤回に向けた一歩と位置づけており、日本側の説明が不満だったようだ。
鄭氏は日本側から謝罪があったと主張したが、日本の外務省幹部は取材に対し、「そのような事実はない」と否定した。
韓国内では、GSOMIAの失効回避に応じたのは一方的な譲歩だとの批判もある。
日本に抗議することで、国内の批判をかわす狙いがありそうだ。
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