以前書き込ませていただいた49です。久しぶりにスレッドを拝見したら、学歴論で大変な盛り上がりになっていて驚きました。お読みしているうちに、我が家の失敗例をお知らせすることで、このトピ主様、またスレッドをお読みになる方々の何かのお役に立てるのではないかと思い、恥を忍んで書かせていただきたいと思います。

長くなりますが、トピ主様どうぞお許しください。

娘は先に書きました通り、桜のバッジの学校に通わせていただいています。成績は得意科目は上位30%に入るぐらい。不得意科目は下位40%に足を突っ込むような感じ。ならすと真ん中あたりでしょうか。

その娘が、高校から都立に出たいと言い出しました。都立西または都立国立行きたいと。

話をよく聞けば、どうやら都立に行きたいわけではなく、上の学校に上がりたくないという事のようなのです。今通う学校にいたまま都立受験では内申が不利になるとのことなので、中3に上がるタイミングで地元の公立中学に転校することを決めました。

長女が合わない、というのは校風というのでしょうか、皆さん本当に勉強がお好きで探究心もあり、熱意も精神力もあり、親としては感服するばかりなのですが、娘に言わせると｢学校が終わるなり水道橋から一列になって代々木にゾロゾロ行くような生活をあと四年間も絶対に無理｣ということなのです。

本人は気象予報士の資格をとってテレビに出たい、などと夢のようなことを言っています。それであれば東大を目指す意味もないと。(もちろん東大など、あんな怠け者の娘は絶対受からないでしょう)

一緒に通われてるお子さんや先輩方には本当に失礼千万なのですが、桜○生である前に、女でありたい、などと生意気な事を言っています。

地方の公立校から東京の理系国立大学に進んだ主人は、元々中学受験そのものに懐疑的で｢あいつの感覚の方がまともだ。好きにさせろ｣という感じです。私も本人の人生なので、親の思いを押し付ける気はないのですが、こんなことになるならば、なぜあんなに苦しい思いをさせたのか。受験の最終盤ではチックが出たり生理が止まったり、最後は本当にボロボロになりながらの受験でした。

娘がこのようなことを言い出すには、その萌芽が必ず本人の中にあったのだと思います。それをなぜ傍にいた母親の私が見抜けなかったのか。少しばかり成績が良いのを周りからおだてられて、煽られて、今の学校を目指させてしまった母親の見栄が、娘にも家族にも辛い思いをさせてしまいました。親力の無さを痛感し反省するばかりです。

ちなみにですが、本人は中学受験の時に慶應中等部は見事に落ちました。算数理科はほぼ満点だったはずですが、親子共々慶応向きではなかったのでしょう。

本人の心の中には、口に出しはしませんが、拭いがたい慶応中等部生に対するコンプレックスがあるようです。

ひょっとして西・国立を目指したいと言いながら、本人は実は、慶応女子にリベンジをしたいのではないか、という気もしています。

まとまらない文章で恐縮ですが、こういう失敗例もあるということをお知らせしたくて書かせていただきました。

長々と申し訳ありませんでした。お読みいただきありがとうございました。