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匿名
11/7(木) 21:10
事故を受けて新設された「キッズゾーン」
(大津市・2019年7月26日午前11時41分)
大津市大萱(おおがや)6の滋賀県道交差点で今年5月、右折車と直進車が衝突し、巻き込まれた保育園児ら16人が死傷した事故から8日で半年となる。その後も、全国各地で子どもが巻き込まれる事故は後を絶たない。
小さな命を守るために早急な安全対策が求められる中、県内でも大津市や県などが、さまざまな取り組みを本格化している。
■大津市
大津市は公立や民間の保育園、認定こども園など市内187施設のうち、散歩をしない園などを除く169施設を対象に安全点検を実施。
結果を踏まえ、散歩道や通学路の新設・拡張・改良(38カ所)▽側溝・側溝蓋(ぶた)の整備(35カ所)▽ガードレール・転落防護柵の新設(56カ所)――など計697カ所について整備、補修などを進めている。
園児が登・退園する道であることをドライバーに注意喚起する「キッズゾーン」も、8月末までに4施設の周辺で導入。通行規制や速度制限は国の制度化待ちだが、いずれは全187施設に拡大を検討している。
園児が散歩など施設外に出る際、ボランティアで登録した地域の住民が周りに危険がないかなどを見守る「キッズガード」の試験運用も2施設で始め、今後は施設を増やす計画もある。
■滋賀県
滋賀県は事故直後、事故現場となった県道交差点の歩道沿いに防護柵を設置したほか、車を減速させるために区画線を引き直す工事を実施。1日当たりの交通量1万台以上の交差点572カ所と、幼稚園・保育園児らが散歩などに使う道路を対象に、県警と合同で安全点検を実施した。
点検結果を踏まえ、歩道と車道の境界ブロックの設置や修繕▽ラインや矢印の引き直し▽一時停止線や横断歩道などの引き直しと道路標識などの補修▽防護柵の新設や修繕――などの対策費として、今年度当初予算と補正予算合わせて4億3329万円を充てた。
三日月大造知事は5日の記者会見で「悲しい事故が二度と起こらないよう、また増えないよう、ソフト、ハード両面でしっかりと対策を講じ、積み重ねたい」と強調した。
◇事故起こした被告、ストーカーで再逮捕
大津市で起きた保育園児らの死傷事故を巡っては、右折車を運転していた新立(しんたて)文子被告(53)=大津市一里山=が自動車運転処罰法違反(過失致死傷)で逮捕、起訴され、大津地裁(大西直樹裁判長)で公判が続いている。
初公判は7月にあったが、新立被告が男性にストーカーをしたとして再逮捕されたこともあり、第2回公判は12日に延期された。
起訴状などによると、新立被告は安全確認をせずに右折し、対向車線を直進してきた女性の軽乗用車に衝突。避けようとした軽乗用車が暴走し、歩道で信号待ちをしていたレイモンド淡海(おうみ)保育園(同市萱野浦)の園児らの列に突っ込み、園児2人を死亡させ、保育士3人を含む14人にけがをさせたとされる。
初公判後の9月、新立被告は出会い系サイトで知り合った県内の男性公務員(49)を無料通信アプリ「LINE(ライン)」で脅迫するなどしたとして、ストーカー規制法違反などの容疑で再逮捕、起訴。12日の公判では、新立被告の被告人質問が実施される予定だ。
一方、園児側の弁護士によると、けがをした園児の多くは退院し、同保育園で元気な姿を見せているという。
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