「リレーアタック」恐怖の手口とは

  • ニュース全般
  • 元治
  • 19/10/09 00:06:09

「リレーアタック」という、スマートキーを採用している車種を狙った自動車の盗難手口がジワジワ拡大していると思われる。

スマートキーはキーを身につけておくだけで解錠でき、ボタン押せばエンジン掛かる利便性も持つ。同時に「イモビライザー」という強力な盗難防止性能を持つシステムと組み合わされており、簡単に盗めない特徴を持つ。

参考までに書いておくと、7609台中986台がプリウス。そして800台程度はレクサスだと考えられる(盗難車の10%程度がレクサスという損保会社の実績)。プリウスとレクサスの大半はスマートキーのため、すでに1500台規模となる。また、盗難台数の多いランクルやハイエースもスマートキー仕様が多い。

リレーアタックという手口を紹介しておく。スマートキーと車両は、70cm程度しか届かない微弱電波で情報をやりとりし、スマートーキーが車両の近くにあればドアの解錠やエンジンの始動が出来る。微弱電波のため車両の近くでないと解錠出来ず、スマートキーを車内に持ち込まないとエンジンも始動しない。だからこそ盗難防止効果大きい。

リレーアタックはトランシーバーのような装置を使い(トランシーバーの場合音声を伝えるがリレーアタックは微弱電波)スマートキーから出る微弱電波をキャッチ。それを車両側の機器へ。あたかも車両の近くにスマートキーが存在するような状態にする。
したがって普通に解錠出来、エンジンだって掛かるため、盗まれてしまう。

■ファミレスの駐車場でも盗まれる!?
深刻なことに先日東大阪で確認されたリレーアタックで使われた“道具”は、大幅な性能アップ型だった。スマートキーから出る微弱な電波を10m離れた場所からキャッチ出来たことが確認されている。
この機器を使うとファミリーレストランの客席で待ち構えていればよい。盗みたい車両に乗った人が食事に来たらスマートキーの電波キャッチ。

もう一人が車両の側に行き、機器と電波のやりとりをして解錠。エンジン始動して乗り逃げればいい。家の近所の駐車場も同じ。
家の前で家の中にあるスマートキーの電波をキャッチ。それを車両に送るだけ。
東大阪で発生した盗難未遂はこの手口だった。今やスマートキーの車両であればどんな場所でも簡単に盗めてしまうということ。

盗難を防ぐ手段は一つだけ。スマートキーから出る微弱電波を防止すればいい。
家の中にスマートキーを置くなら空き缶の中に入れ、フタをしておくというもの。
外出時にクルマを降りて出歩くなら、リレーアタック防止用の電波遮断ポーチや携帯灰皿(微弱電波のためアルミ箔だけで遮断可能)にスマートキーを入れておけば問題ない。

  • 0 いいね

利用ルール・禁止事項をご確認ください
誹謗中傷、個人情報、プライバシーを侵害する投稿は禁止しています。
また誹謗中傷においては、法改正により投稿者の情報開示について簡易な裁判手続きが導入されております。

古トピの為これ以上コメントできません

ママ達の声投稿されたコメントを掲載しています

画像表示ON・OFF

    • 19/10/09 00:16:53

    私、3分だか5分で電波遮断するスマートキーだから大丈夫。

    • 0
    • 19/10/09 00:15:07

    盗まれるような車種は避けたらいい。
    それでも乗りたい場合は納得して乗れ

    • 0
※コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています

新しいトークテーマを作ろう

子育てや家事、旦那に関する悩み相談、
TV、芸能人に関する雑談など何でもOK!

トピックランキング

もっと見る

コミュニティカテゴリ