"指名制度″を廃止した美容室 3年後の定着率が90%に上昇

匿名

匿名

19/10/08 20:04:12

2019年10月8日 14時33分

1年で5割、3年で8割が離職するといわれている美容師たち。華やかなイメージに反して、拘束時間が長いなど安定した将来設計を描きにくい業界と言わざるを得ない状況がある。

こうした状況に一石を投じようと、関西圏を中心に6店舗の美容室やネイルサロンを展開するアヴァンセは自社が運営する店舗で"働き方改革"を実施。

10月8日、改革開始からの3年間で従業員定着率が90%以上だったことを明かした。

■結婚や出産に伴い、辞めてしまう美容師たち
厚生労働省によると、美容師の平均年収は、サービス業全体としてもやや少なめの270万円前後。さらに、朝晩に顧客の指名があると拘束時間が長くなる。

「仕事が好きで働き続けたいと思っていても、辞めてしまう人が多かった」

とは同社の池野谷真社長。結婚や出産といったライフスタイルの変化に伴い、「辞めざるを得ない美容師たちが『働きやすい環境』をつくりたい」と3年前に奮起した。

昨今、美容室では客ごとに指名された担当がつくのが一般的になっている。
同社ではこの指名制度を廃止することで、従業員がそれぞれの都合に合わせ、早番(10~15時)と遅番(15~19時)に2部に分かれて出勤することを可能にした。これによって週休2日も実現したという。

さらに、
「(通常、担当変更は申し出にくいが)いつも違う人に新鮮な気分でカットしてもらえる」といった反響まであるという。

池野谷社長は今後の抱負として、
「美容師の資格を持っていながら、やむを得ず辞めてしまった"潜在美容師"が多くいる。今後はそういった人たちが戻ってきやすい雰囲気づくりに励みたい」と語っている。

コメント

古トピの為、これ以上コメントできません

  • まだコメントがありません

件~件 ( 全0件)

*コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています

投稿するまえにもう一度確認

ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。

上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。