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- 19/10/08 19:42:03
SNSに投稿された画像から住所が割り出されていました。アイドル活動をする女性が帰宅したところを襲ったとして逮捕された男は「SNSに投稿された女性の顔写真の瞳に映った景色を手がかりに住所を特定した」と供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。
先月1日の夜、東京 江戸川区のマンションに帰宅したアイドル活動をする20代の女性に対し、背後からタオルで口をふさいで引き倒し、体を触るわいせつな行為をしてけがをさせたなどとして、さいたま市北区の佐藤響被告(26)が8日起訴されました
佐藤被告は女性の熱狂的なファンで、その後の調べで「SNSに投稿された女性の顔写真の瞳に映る景色を手がかりに住んでいる場所を特定した」と供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。
グーグルマップのストリートビューという機能を使って、女性の瞳に映った駅の風景と特徴が似ている駅を見つけ出し、駅で待ち伏せをしてマンションを特定したということです。
また、女性がSNSで配信した動画を見てカーテンの位置や窓の光のさしかたなどから、女性の部屋の位置まで把握していたということです。
刑事政策が専門でSNSのリスクにも詳しい首都大学東京の星周一郎教授は「スマホカメラの画質が非常に精細になり、全く想定しない形でプライバシー情報が流出する新たなリスクが出てきた。いわば“デジタルストーカー”のリスクが高まっていて、SNSに画像をあげる際は、位置情報がわかる写真を避けたり画質をあえて落とすなど、対策が求められる」と指摘しています。
NHKニュース
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