急上昇
元治
23日に放送された『愛なんだ2019』(TBS系)を見た視聴者は驚いたことだろう。
人気企画「未成年の主張」が行われた学校で、校舎屋上で主張する学生たちが全員、安全ベルト、いわゆるハーネスをつけていたからだ。しかも、彼らの前には柵がしっくり組まれ、それ以上前に出ることができなくなっていた。
この特番の前身と言えば、1997年から『学校へ行こう!』として放送され、『学校へ行こう!MAX』時代を含めると足掛け、11年にわたる人気番組だった。
2015年に特番として復活し、2017年以降は『愛なんだ』として毎年放送されている。
「未成年の主張」はレギュラー時代から唯一残るコーナーだったが…。
「ハーネス着用の姿を見た視聴者は、
『安全対策半端ない』
『時代を感じる』
『さすがこのご時世』
など、隔世の感を覚えているようです。
レギュラー時代は、ハーネスはもちろん、柵もなく、むきだしのまま主張していました。今思えば危ないと思いますが、当時はそれを気にする風潮ではなかったということでしょう」(芸能ライター)
さらなる変化は、例年のようにオンエアされていた過去の名シーンを振り返るVTRコーナーが、一切廃止されていたことだ。
「名シーンの放送は、2015年に7年ぶりに復活した特番の時には、『懐かしい』という声もありましたが、そろそろ過去にすがらずに、前進しようということでしょう。
さらには今回は、半年かけて2万人の学生にアンケート調査し、際立つキャラクターの学生を発掘。その中から企画をイチから練り上げていました。スタッフの本気を感じます」(同)
「視聴者からの信用も失墜し、マイナスイメージが広がる中、V6というクリーンなイメージのジャニーズグループが全国の若い学生を応援するこの番組こそ、レギュラー化を再度検討すべきではないでしょうか」(同)
実際にファンからのレギュラー復活希望の声も多い。
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