- なんでも
- 長久
- 19/09/19 19:36:55
所持金600円になって、すがる思いで生活保護を申請に行ったが、すげなく追い返されたケースが2012年に京都府舞鶴市であった。33歳の彼女は子供3人を抱えたシングルマザーで、しかも4人目を妊娠中だった。
光熱費や家賃も滞納し、冷蔵庫も洗濯機もなかった。明日どころか今日を生き抜くのも危機にある中で、追い返されてしまっているのだ。女性は3人の子供の父親とは離婚して別の男性の子供を妊娠したが、その男性とも連絡が取れなくなっていた。しかし、担当職員は「胎児の父親の連絡先が必要」と強硬に言い張った。
良心を持った多くの日本人が、生活保護を申請する人たちに苦々しい思いを持つようになったのは、生活保護を不正受給する詐欺師のような人間が山ほどいるからだ。
厚生労働省は2018年に「2015年度の生活保護費の不正受給数が4万4,466件となり、過去最多を更新した」と発表したことがあった。不正受給の合計額は167億円。不正によって、莫大な税金がむしり取られているのだ。
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