- なんでも
- 延応
- 19/09/03 21:28:11
米国は大激怒……「韓国GSOMIA破棄」で文在寅政権は“ルビコン川”を渡った!
元陸将が分析――日韓決裂で中国と金正恩がほくそ笑んでいる
https://bunshun.jp/articles/-/13554
(以下、一部引用)
日本の半導体原料輸出管理強化への対抗措置として、韓国政府は8月22日、GSOMIA(日韓軍事情報包括保護協定)の破棄を決定した。
(略)
GSOMIAの破棄は、日本と韓国との2国間の防衛秘密の交換においては、相互にあまり実害はないということは、文春オンラインに掲載した拙稿「泥沼の日韓報復合戦『GSOMIA破棄』でも日本に実害はない!(https://bunshun.jp/articles/-/13542)」で記した通りだ。日本は韓国から情報を貰わなくても、それほど困るわけではない。
言うまでもなく、困るのは米国である。米国はGSOMIAを、軍事情報面における同盟国のネットワーク、すなわち対中国包囲網の重要な要素と認識しているからだ。それゆえ、米中が覇権争いを繰り広げる北東アジア戦域の中で、日韓間のGSOMIAが破棄されることは、米国にとっては極めて大きな「痛手」になる。
(略)
■米中覇権争いの“活断層”が対馬海峡付近にまで南下する
朝鮮半島は、地政学の上では海洋国家の米国と大陸国家中国のせめぎ合いの地である。
これまで米中覇権争いの“活断層”は38度線付近にあった。米国にとって韓国は、中国とロシアの脅威のバッファーゾーンだった。しかし、GSOMIA破棄により、韓国が中国・北朝鮮の軍門に降るとなれば、その“活断層”は対馬海峡付近にまで南下する可能性がある。つまり、日本は、海洋国家米国の「防波堤・最前線」として米中覇権争いの「天王山」になる可能性があるのだ。
米中覇権争いの観点から見れば、今回のGSOMIA破棄は、中国による日韓の離間策がまんまと成功し、米韓同盟が弱体化に向かうことを意味する。中国はこの事態を見て「しめしめ」とほくそ笑んでいるに違いない。
これは、島国の小国・日本が大陸国家・中露の脅威を北海道正面、朝鮮半島正面、南西諸島正面の3正面から受けることを意味する。少子高齢化のための福祉予算が膨らむ日本で、この脅威に対処するに十分な防衛予算を捻出するのは不可能だ。
(以下略)
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