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- 匿名
- 19/08/27 01:06:31
2019年8月23日 16時53分
オリンピック130万件、パラリンピック11万件。
東京パラリンピックのチケット公式販売サイトに対する初日のアクセス数は東京オリンピックのわずか10分の1以下でした。
開幕まであと1年と迫った今もパラリンピックへの関心はなかなか高まりません。
「興味を持てない」
「自分に身近なことと思えない」
依然、そんな声が聞こえてくるのが現状です。
そうした中、ある小学校の教育現場ではその課題に正面から取り組んでいました。先生と子どもたち、悩みながらパラリンピックと向き合う姿を追いました。
■“身近に感じられない”
「パラリンピックってどんな種目があるか知ってる?」
千葉県の小学6年生、住江涼さんは私の問いかけに答えられませんでした。
8月中旬、私は子どもたちがパラリンピックについてどの程度の関心を持っているか知りたいと思い、ある家庭を取材しました。
涼さんは、バスケットボール部に所属し、スポーツが大好き。
来年に迫ったオリンピックを楽しみにしています。
しかし、パラリンピックについては、これまでほとんど興味を持ったことはありませんでした。
「身近に感じられない」というのが理由でした。
子どもたちだけでなく、多くの人にとっての現状なのかもしれないと感じました。
■何を伝えるべきか
しかし、教育の現場を取材すると、指導する側の教師が迷いを抱えている現状が見えてきました。
千葉県が「オリンピック・パラリンピック教育推進校」に指定している木更津市立清見台小学校の教諭、菅野元治さんは、この1年、悩みながらパラリンピック教育に取り組んできました。
菅野元治 教諭
菅野さんは「パラリンピックに興味がない」と言っていた住江涼さんの担任教諭です。
実は菅野さん自身も「パラリンピックは、どうしてもオリンピックより印象が薄かった」と話し、子どもたちに何を伝えるべきかわからなかったといいます。
自分なりに勉強し、手探りで授業を進めてきたものの、パラリンピックの概要や競技の内容など、表面的な知識を教えることにとどまっていました。
「パラリンピックや共生社会ということを話して、どこまで子どもたちに理解してもらえるのか。どうやって何を伝えようか明確になっていない状態でした」(菅野さん)
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