吉本興業 かつては暴力団と切れない関係、スキを狙う反社

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  • 安慶
  • 19/07/25 20:50:17

「おまえら、テープ回してないやろな」「ほんなら全員連帯責任でクビにするからな」「おれにはおまえら全員クビにする力がある」

7月20日、雨上がり決死隊の宮迫博之(49才)が謝罪会見で、吉本興業の岡本昭彦社長(52才)のパワハラ発言を暴露すると、それまでの「闇営業」問題はどこかへ吹っ飛んでいき、関心は一気に「吉本興業という会社」へと移る。
 
22日の午後、松本に促される形で岡本社長は5時間30分に及ぶ記者会見に臨む。会見序盤、宮迫やロンドンブーツ1号2号の田村亮(47才)への処分撤回の表明と、突然涙ぐんだ場面が、ささやかなクライマックスだった。懸案のパワハラ発言は「場を和ませるための冗談」だったと説明。
岡本社長の会見は闇営業に端を発した吉本騒動の火に油を注いだ。さらに、吉本興業の“火薬庫”にまで引火、爆発させてしまうことになる。

◆反社会的勢力がスキを狙っている
そもそも「闇営業」とは、会社を通さず、タレント個人が仕事を受けて、ギャラを受け取る行為を指した。それだけならば会社がタレントを指導するなり、明確なルールを作るなりすれば済む話なのだが、今回炎上を招いたのは宮迫や田村らの闇営業先が「反社会的勢力」だったからだ。
そこにさらに、会社最高幹部によるコワモテの圧力発言が発覚。そんな“ダーティーな印象”が幾重にも重なって、「社会に強い影響力を持つ吉本興業は、どういう会社なのか」と関心を集めたわけだ。

吉本興業は1912(明治45)年、吉本吉兵衛・せい夫妻の寄席経営に始まる。当時はテレビはもちろんラジオさえ普及していない。芸人が活躍していたのは、観客を集め催事を行う「興行」。吉本は創業間もなく寄席を次々に買収し、わずか10年で上方演芸界を掌握する存在になった。
「芸能・興行の世界は、会場の手配や警備、チケット販売、タレントの確保や権利関係の整理などさまざまな面で、かつては『暴力団』と切っても切れない関係でした。

たとえば、日本最大の暴力団組織・山口組の二代目組長は、吉本興業の社長(当時)からタレントの権利トラブルの仲裁を相談されて解決に尽力。その際に相手組織から恨みを買って襲撃され、その傷がもとで死去しています。
また1968年には、山口組の三代目組長と一緒にレコード会社の乗っ取り事件を起こし、逮捕されたこともある」(芸能ジャーナリスト)
1987年には間寛平(70才)や坂田利夫(77才)が暴力団組長の誕生日パーティーに出席していたことが発覚。1995年にも横山やすしさん(享年51)が暴力団幹部と兄弟盃を交わす写真が報じられた。近年では2011年、島田紳助さん(63才)と暴力団会長らとの交際が明らかになり、島田さんが引退、表舞台から姿を消したことは記憶に新しい。

暴力団との交際がタブーの時代になっても、過去には親密だった経緯があり、いつも反社会的勢力は吉本芸人に近づこうと狙っている。今回の闇営業問題では、人気芸人が一瞬のスキを突かれた、そんな見方もできるだろう。

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    • 19/07/25 20:51:23

    浜ちゃんを探してます。

    • 0
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