ナダルが全仏12度目Ｖ、４大大会１大会で単独最多

2019年6月10日 01:10日刊スポーツ
＜テニス：全仏オープン＞◇9日◇パリ・ローランギャロス◇男子シングルス決勝

ラファエル・ナダル（スペイン）がドミニク・ティエム（オーストリア）を6－3、5－7、6－1、6－1で破り、3年連続12度目の優勝を飾った。

ティエムとの決勝は2年連続。第1セットを先取したが、第2セットを奪われた。セットを失ったのは今大会２個目。それでも赤土の王者の強さは揺るがなかった。優勝12度は、60～70年代にかけて全豪オープン女子シングルスを11度制したマーガレット・コート（オーストラリア）を抜いて、4大大会1大会の優勝回数としては単独最多となった。

ティエムは自身初、オーストリア選手としては95年ムスター以来24年ぶり史上2人目の4大大会制覇を逃した。