永正
NHKの人気教育番組「おかあさんといっしょ」(Eテレ)の“体操のお兄さん(11代目)”を歴代最長の14年務めた小林よしひさ(37)が卒業。1日には早速ブログを開設し話題となっている。
「よしお兄さん」は、05年4月に初登場。10代目の「ひろみちお兄さん」こと佐藤弘道と同じ日体大体育学部出身で、体操部の先輩後輩の仲だった。番組デビュー当時、子供が熱心に見ていたという母親はこう話す。
「ひろみちお兄さんがシュッとしたイケメンなのに対し、よしお兄さんは、優しい感じの親しみやすいルックスで、ママ友の間でも人気がありました。ウチの子も番組参加の抽選に当たり、念願の収録に参加しました。参加しているのは“3歳児”が中心です。母親が目の前で待機しているのですが、セットの中に入るだけで泣いてしまったり、お兄さんお姉さんの指示を聞けない子がたくさんいて大騒ぎなんです。そんなときでも、よしお兄さんは、慣れた調子で子供たちに優しく接していたのが印象的でした」
さらに、今年8月には、一足先の17年3月に番組を卒業していた、元“歌のお兄さん(11代目)”の横山だいすけ(35)とのライブを開催することを発表。「だいすけお兄さん」も歴代最長となる9年にわたり“歌のお兄さん”を務めた。
久々に2人のコラボが見られるとあって、ブログには<早速お二人のお姿が観られるのですね!>などの歓喜のコメントが殺到。しかしながら、番組卒業後の“お兄さん”“お姉さん”を取り巻く環境は決して甘くない。
■人気と知名度は現役時代がピーク
ある教育出版関係者はこう語る。
「『おかあさんといっしょ』の場合、今回のようなふたりのライブとは別に、卒業後も、全国で行われている番組主催の『ファミリーコンサート』に参加します。しかし通常、番組を視聴するのは、子供が3歳前後の数年間だけですから、きょうだいでもいない限り、年を追うごとに“過去の人感”が強くなっていく。『今日は、あの○○お兄さんが来てくれましたー』と司会がアオっても、会場の子供たちはポカンです。その後、現役のお兄さん、お姉さんが登場し、普段見ている体操の音楽が流れると会場のボルテージは最高潮に達します。また、番組卒業直後は、教育関係の講演や書籍出版の話などが頻繁に舞い込みますが、数年すれば、それも落ち着いてしまいます」
つまり、子供と保護者からの人気と知名度は、現役時代がピーク。その後は確実に下降線をたどるというのだ。
「その後、教育関係などに進む人はいいのですが、芸能界でタレントとして活動しようとする場合は、強烈な色がついていますから、それがマイナスに働くようです。番組出演中はスキャンダル厳禁で、車の運転も控えるように言われるなど、私生活でも徹底した規制を余儀なくされますが、卒業後のタレント転身も決して容易ではないようです」(同前)
そうした事情も関係しているのか、16年には“9代目歌のお兄さん”(当時50)が覚醒剤取締法違反で逮捕され有罪判決。18年にも「にこにこぷんとあそぼう」に出演していた“歌のお兄さん”(当時49)が同じく覚醒剤取締法違反で逮捕されている。
4月から「よしお兄さん」は浅井企画に所属。今後はスムーズに活動の幅を広げていくと思われるが、いつまでも「お兄さん」の呪縛から離れられないとすれば、それはそれで大変そうだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190409-00000012-nkgendai-ent
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