アリアナ・グランデ、4年続けた日本語レッスン「やめる」 その経緯に悲痛の声

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  • 19/02/11 15:41:11

2019年02月10日 09時00分 しらべぇ

親日家でも知られるアメリカのシンガーソングライター、アリアナ・グランデ。11日(日本時間)に予定されている『第61回グラミー賞』にパフォーマンスと出席予定だった。
しかし、自身が希望するパフォーマンス(楽曲)を却下されたことで「侮辱されている気がする」と辞退したことが報道され話題に。これ以外にも、日本語を使用することに批判を浴び、日本人のファンからは悲痛の声が寄せられている。
■日本のキャラクターをタトゥーに
来日した際も日本語の勉強に励んでいることを公表するほど、日本大好きなアリアナ。身体には20以上のタトゥーを入れているが、日本のアニメやゲームも大好きなアリアナは、昨年8月、映画『千と千尋の神隠し』の主人公、千尋のタトゥーも入れたことを報告している。
今年1月に、自身のインスタ(ストーリーズ)で「前からずっとこのタトゥーを入れたかった!」と公開したのは、ゲーム『ポケットモンスター』のキャラクターであるイーブイ。
(画像はアリアナ・グランデInstagram(ストーリー)のスクリーンショット)
■「七輪」タトゥーにツッコミ殺到
1月18日にリリースした新曲「7rings」のMVは、日本語満載の映像であることも話題になり、日本のファンを喜ばせた。
その後アリアナは「7rings」に合わせて、日本語訳「七つの指輪」を略した「七輪」と手の平にタトゥーを入れ、SNSで公開。その直後から「七輪は焼肉用器具」「間違っている」などの指摘コメントが殺到。

当初、アリアナは「日本の焼肉も大好き」と笑いに変えていたが、指摘の多さが影響したのか「七輪」の下に「指」とハートを追加し、修正した。
■「文化の盗用」と一部から批判
今回のタトゥーの件やMV、オフィシャルグッズなどで漢字を使用しているアリアナに、一部の人間から「文化の盗用だ」と批判を受けた。
「文化の盗用」とは、ある民族の文化的要素をその文化に属していない人たちが、ちゃんと理解せずに取り入れることとして、近年、世界で議論されるトピックでもある。
多数の批判コメントに対してアリアナは「タトゥーを入れたのは、(日本に対する)愛と理解があったから」などツイッターで反論をし、日本語が書かれたオフィシャルグッズは、公式サイトのショップからすべて取り下げたことを告げた(ツイッターは削除済み)。
■「日本語のレッスンやめる」にファン悲痛
さらには、2015年頃から続けてきた日本語のレッスンも「やめる」と綴っていた(このツイートも削除済み)。
「日本語のレッスンを受けるのをやめる。日本語の勉強はとても楽しくて、私にとって心から夢中になれるものだった。将来、日本へ移住することを真剣に考えていたの。でも、もう大丈夫。じゃあね」
日本のファンは、アリアナが日本語を取り入れていることに好意的であり、その度に多数の喜びの声が寄せられているが、多文化社会のアメリカでは、他国の文化を取り入れることに厳しく、反発を感じる人も多いのだろう。
日本人にとっては、理解することが難しい根深い問題ではあるのだろうが、日本語の勉強を「やめる」宣言には、日本人ファンから「悲しい」と悲痛の声や、「負けないで」と支持する声も見られる。
現在、アリアナのSNSには8日にリリースしたアルバム『Thank U, Next』関連の投稿が多く、この問題には触れていない。日本のファンは、この件に関して前向きなメッセージが投稿されることを願っているようだ。
(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳)

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