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- 18/12/03 14:33:55
大阪市西成区の歓楽街「飛田(とびた)新地」で売春に使う店舗を暴力団幹部側に貸し、売春の売り上げと知りながら賃料を受け取ったとして大阪府警捜査4課は3日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)容疑で大阪府内を中心に展開する「スーパー玉出(たまで)」の創業者で、6月までスーパーを運営していた「株式会社スーパー玉出」社長、前田託次(たくじ)容疑者(74)を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。同課は同日朝から関係先の家宅捜索にも着手。受領総額は数千万円に上る疑いがあるとみて、裏付けを進めている。
捜査関係者によると、店舗は飛田新地にあった「銀河」(閉店)。捜査4課は今年5月、同店で女性従業員に売春相手を紹介したとして、売春防止法違反(売春の斡旋)容疑で指定暴力団山口組系極心(きょくしん)連合会(本部・大阪府東大阪市)の幹部(65)や幹部の内縁の妻(55)らを逮捕した。
同店は内縁の妻が平成26年ごろから実質的に経営していたが、同課の捜査で店舗の建物や土地を同社が所有していることが判明。捜査関係者によると、前田容疑者は売春に使われると知りながら店舗を貸し、売り上げから毎月数十万円を賃料として得ていた疑いが持たれている。
スーパー玉出は昭和53年に前田容疑者が創業。派手な外観や激安販売を売りに大阪府内を中心に40店舗以上を展開していたが、今年7月にスーパー事業を売却。屋号は同じだが、現在は別会社が運営している。
前田容疑者は名物社長としてメディアにたびたび登場する一方、過去には外国人の不法就労事件や留学生の時間超過労働事件などで摘発され、暴力団との関係が指摘されたこともあった。
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