- なんでも
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3.どこへ行こう?(疑問)
「Blue Jasmine」:これから僕らはどこへ行こう?
「caribou」:どこへ行く?どこにある?
「Mrs.Pumpkinの滑稽な夢」:何処へ行こうか?
「NANIMONO」:僕らはどこへ行こうか
「Nighthawks」:僕はどこへ行こう
「Undercover」:一体全体どこへと帰るのですか
「ナンバーナイン」:どこへ行こうか
「ペトリコール」:何処へ向かうのかわからないまま
「メトロノーム」:これから僕たちはどこへ行くのかな
「リビングデッド・ユース」:この廃墟をまたどこへ行こう / この現世をまたどこへ行こう / この隘路をまたどこへ行こう
「リンネ」:アナタは何処どこに向かうんだい
「神様と林檎飴」:何処へ行こうか
「眩暈電話」:何処へ行くのか
「翡翠の狼」:どこまで行くのか決めてなんかないが
4. どこにも行かないで(依頼)
「clock lock works」:ねぇねぇ 何処にも行かないで 側にいて
「お姫様は電子音で眠る」:何処へも 行かないで
5. どこにも行きたくない(否定)
「シンデレラグレイ」:どこへ行けばいいの? / 何処へだって行けるような自由なんてほしくはないな
「ホラ吹き猫野郎」:あたし何処にも行かないの
6.どこにも行けない(断念)
「Moonlight」:どこへ行ってもアウトサイダー
「TEENAGE RIOT」:何度だって歌ってしまうよどこにも行けないんだと
「パンダヒーロー」:さあ何処にも行けないな
「ホープランド」:君は今どこにも行けないで
「砂の惑星」:どこへも行けなくて墜落衛星
「乾涸びたバスひとつ」:このままどこかにいけたらなって / 何処にもいけないこと 知っていた
「遊園市街」:何処にも行けずに歌っている
「恋と病熱」:「何処にも行けない私をどうする?」
「鳥にでもなりたい」:今更どこへもいけないなら
7.その他
「アンビリーバーズ」:風が吹くんだ どこへいこうと
以上、私が調べた米津玄師の「どこにも行けない曲」一覧だ。あなたのお気に入りの「どこにも行けない」曲はどれに当てはまっただろうか?
ちなみに、個人的に印象深かったのは「どこにも行けない(断念)」に分類される最新曲「TEENAGE RIOT」で、これは楽曲としてのすばらしさはもちろん、<何度だって歌ってしまうよ/どこにも行けないんだと>という歌詞により、ついに「米津玄師どこにも行けない説」が「本人公認」となったことでも一部で大きく話題となった。
最後になるが、オマケのデータを見ておきたい。ここまで「米津玄師どこにも行けない説」改め「米津玄師どこに行こうか尋ねてくる説」を追ってきたが、いちファンとして気になるのは「米津玄師には『どこかに行く』以外にも、もしかして何か苦手なことがあるのではないか?」ということである。
もちろん、米津玄師が類まれな多才アーティストということは前提の上だが、ここまで「どこにも行けない」のであれば、それ以外にも「針に糸が通せない」「電車に間に合えない」のような、なんとなく本人が苦手意識を持っているものがあってもおかしくないのでは? という非常に個人的な興味により、歌詞から「可能動詞+否定の助動詞」で表現された単語を抽出して「苦手なこと」をわり出してみたのが以下である。
参考値である「行けない」曲が32曲なのに対し、
・言えない:14曲
・見えない:12曲
・わからない:10曲
・聞こえない:5曲
という結果になった。調べる前から薄々感づいてはいたものの、やはり「行けない」がぶっちぎりの圧勝である。また2番目に多い「言えない」は、具体的な楽曲としては「vivi」「アイネクライネ」などが該当しており、なんとなく「行けない」と同じぐらい「言えない」も、米津玄師の世界観に合う、納得のいく単語だなぁというのが個人的な感想だ。
それでは、今回の調査はここまでである。最後に朗報をお伝えしておくと、米津玄師の楽曲の中で「歌えない」という単語は1曲だけしか出てこなかった(3rdシングル「Flowerwall」カップリング曲「ペトリコール」)。一人のささやかなファンとして、どこにも行けなかったとしても、米津玄師にはぜひ歌い続けて欲しいと思う。
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18/11/29 20:06:15