すごくよくわかります。
息子も犯罪被害に遭いました。同じく小学校の下校中でした。
いつもの時間に帰ってこなくて妙な不安を覚え何度も時計を確認したあの時の気持ち、その後の捜査や裁判などの怒濤の日々、絶対に忘れません。毎日事件に関わる何かしらのことを必ず思い出しては考えています。

表面では笑っていても、決して忘れている訳じゃない。常に心の片隅には、事件のこと、犯人のこと、辛い気持ち、悲しい気持ちが残っていて、それは絶対に一生消えることはない。
でも、少しでも笑ってみせたり、出掛けたり、美味しいものを食べたり、「普通」な素振りを見せると、あんなことがあったのに笑えるんだ？おかしい、冷たい、ととられたりして、被害者なのに、こちらが悪いこと常識はずれなことをしているような気がしてしまうんですよね…。

私は事件後、PTSDやうつ病を煩い、一般的な「普通」の生活はできていませんが、それでも、生きていかなきゃいけないので、食事をするし、外に出ることもあるし、買い物もする。でも、その一瞬だけを見た人が、「すっかり元通りの生活を楽しんでいる」と捉えて非難の目でみることも、悲しいですがあり得るんですよね…。
例えば大人として、場所や立場に相応しいようにメイクをするのは普通のことですが、被害者となると、それさえも「あんなバッチリメイクできるんだ～。本当はあんまり悲しんでないんじゃない？」などと思われたりすることもあるそうですね…。
それが辛い毎日の中で、周りに失礼にならないようにと頑張ってやったたった一回のメイクであっても。
被害者はボロボロで悲壮感に溢れていなきゃいけない…みたいな。

私は、子どもに関わること以外はなるべく外に出ず、目立たないように…周りに不快感を与えないように…と、閉じこもって過ごしています(PTSDとうつ病の為にたとえしたくてもできないという状況でもありますが)。

犯人は税金で生活ができて、社会復帰の為の教育を受けられて、資格も取れたりして、更正の機会を与えられているのに、被害者は家族を失ったり障害や病気が残ったりしても自分たちで解決して生きていかなきゃいけない。なんだかおかしいですよね。

新しい場所に移ること、とてもいいと思います。
場所が変わっても、娘さんとの思い出が無くなる訳じゃありません。
少しでも、今生きていく上での心の負担が軽くなるような選択をしていいと思います。
喝なんてとんでもない。今までとても頑張ったのだと思います。これからの生活応援しています。

私も気持ちを吐き出したくて、何度もトピを立てようか…と悩んでは消して…を繰り返してきましたが、情報漏洩が怖くて結局出来ずじまいでした。
主さんのトピを見つけて、どうしても仲間がいるよと伝えたくて書き込んでしまいました。すごく長くなっちゃってごめんなさい。
どうか新しい場所で上手くいきますように。