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- やまねこ
- 18/11/14 15:31:55
広島県は、朝食を食べない子どもが増え、学力などへの影響が指摘されていることから、小学校1校をモデル校にして、希望するすべての児童に朝食を無償で提供する事業を14日から始めました。広島県によりますと、都道府県が主導してこうした事業が行われるのは全国で初めてだということです。
広島県による無償の朝食の提供事業が始まったのは、廿日市市の阿品台東小学校です。
14日朝は湯崎知事も視察に訪れる中、全校児童およそ260人のうち45人の児童が授業の前に学校の敷地内にある児童館で朝食をとりました。
用意されたのは、県が協力企業から調達したシリアルやパン、それに野菜ジュースなどで、週1回、地域のボランティアが準備して提供にあたります。
児童は、友達やボランティアの人たちと会話を交わしながら朝食を食べ終えると、教室へ向かっていました。
男子児童の1人は「みんなでわいわい食べると、楽しくてやる気も出てきます」と話していました。
広島県内では朝食を食べない子どもが増加傾向にあり、学ぶ意欲や学力などへの影響も指摘されていることから、県として対策に乗り出したということで、モデル事業で効果や課題を検証しながら全県に取り組みを広げたい考えです。
広島県によりますと、都道府県がこうした事業を主導するのは全国で初めてだということです。
NHKニュース
2018年11月14日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181114/k10011710021000.html
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