- なんでも
- ぼうえんきょう
- 18/10/01 14:47:08
極一部のレストランを除けば、日本国内の韓国料理屋もキムチメニューを別売りする。「牛肉1人前1000円、キムチ600円」というレシートを目にした時は、なんだか詐欺にあったような気持ちにさえなった。
「キムチ=タダ」という韓国の食文化が身に付いているためだ。
日本は現在、年間34万トンのキムチを消費する「キムチ大国」だ。輸出面での飛躍も目覚しい。味はもちろん衛生面でも日本のキムチは非の打ち所がない。
日本人がキムチを口にするようになったのは1990年代初め頃。資本力のある企業がキムチ市場に参入したのもキムチが短期間で飛躍的に発展した一因。もちろん、その背景にはキムチ市場を急速に拡大させた「有料キムチ文化」がある。
結局、衛生上欠陥のあるキムチ、欠陥のないキムチは、それぞれ違った食文化が作り出した、それぞれ違った経済行動によって決まる。
600円も受け取りながらも低品質の安物キムチを出したとすれば、そのレストランは信用を失い、直ちに廃業へと追いやられる。反対に、キムチをタダで供給しなければならない韓国のレストランが、高級キムチをサービスとして提供するとしたら、やはり破産は免れない。
このように、キムチに対しそれ相応の価値を付与しない食文化では、「寄生虫卵入りキムチ」を作った業者の良心をとがめてみたところで何も始まらない。
1~2か月もすれば、一部のレストランは再びこのような低品質キムチを求め、一部のキムチ工場は再び低品質の材料を使用するだろう。
ソン・ウジョン東京特派員 su@chosun.com

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