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- 18/09/29 11:58:14
神奈川県で7月、母親が電動自転車で走行中に転倒し、抱っこひもで胸に抱えていた当時1歳4カ月の男の子が亡くなるという痛ましい事故があった。ネットでは過失致死の疑いで書類送検された母親を「お母さんを責めないで」「なぜ抱っこしなければならなかったか考えてほしい」と擁護する声が多く挙がっている。
子育て中の親たちに話を聞くと「自転車で抱っこせざるをえない状況がある」といった声が聞かれた。(編集部・出口絢)
●「抱っこにせざるをえない」事情
4歳と4カ月の子どもを育てる都内の男性(33)は、二人の子を連れて出かける際には、下の子を抱っこひもで胸に抱えて電動自転車を運転する。「おんぶだと子どもの様子が見えなくて怖い」からだ。
4歳の長女が通う保育園は車での送迎は禁止。そのため自転車で送り迎えをするが、雨の日は危ないので自転車に乗らないように決めているという。「保育園に来る周りの家庭も皆、下の子は抱っこ。抱っこが勧められていないというのは知らなかったが、現実的には厳しい」と話す。
2歳の子どもを育てる埼玉県の女性(37)は、電動自転車に乗る際、子ども用の座席に乗せるのではなく、子どもをおんぶで背負う。「子どもが座席を嫌がって暴れるため、仕方なく」だという。背中に背負ったほうがバランスが取りやすく、転んだ時にカバーしやすいため「極力おんぶ」を選ぶ。が、子どもがぐずって抱っこをせがむ時や、体調が悪く顔色を見ながら移動したい時には、抱っこにせざるをえない。
「どうすれば良いのかと言う状況は多々ある。今回の事故で亡くなった子も、背中側の椅子に座りたがらず、仕方なくそうしたのではないか」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180929-00008596-bengocom-soci
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