日体大 駅伝監督をパワハラ行為で解任 脚蹴るなど暴力も確認

  • ニュース全般
  • ちょうこくしつ
  • 18/09/13 13:28:17

 箱根駅伝70回連続出場の名門、日体大は12日、陸上部駅伝ブロックの部員に対する暴力、パワーハラスメント行為で渡辺正昭監督(55)を11日付で解任したと発表した。渡辺監督はパワハラ行為の事実をおおむね認めているものの、不適切な行為との認識が乏しいため、日体大は「学生指導の適性に欠ける」として同監督から提出された辞任願を受け取らず解任を決定。また、同日までにコーチも部を辞めていたことが分かった。

 日体大によると、学生への聞き取り調査で渡辺監督が脚を蹴る、胸ぐらをつかむなどの暴力行為や「大学をやめろ」などと人格を否定するような言動が複数確認されたという。同監督は15年3月に就任したが、13年3月まで指導した愛知・豊川工でも部員に体罰を繰り返したとして、停職処分を受けていた。

 チームは長野県内で合宿中だったが、渡辺監督が自宅待機となった7日から合宿を切り上げた9日まで指導者はおらず、大学はアスレティックトレーナーを派遣したという。陸上関係者から「駅伝まで1カ月を切った段階で、学生だけでメニューを組んで練習するというのは負担が大きい」との声も上がっている。

 後任監督には2013年の第89回大会でチームを優勝に導いた別府健至前監督らの名前が挙がっているが、大学陸上界の名門校が学生3大駅伝初戦の出雲駅伝(10月8日号砲)を前に、指導者不在という異例の事態で大会を迎える可能性も出てきた。

スポニチ

  • 0 いいね

利用ルール・禁止事項をご確認ください
誹謗中傷、個人情報、プライバシーを侵害する投稿は禁止しています。
また誹謗中傷においては、法改正により投稿者の情報開示について簡易な裁判手続きが導入されております。

古トピの為これ以上コメントできません

ママ達の声投稿されたコメントを掲載しています

画像表示ON・OFF

    コメントがありません

※コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています

新しいトークテーマを作ろう

子育てや家事、旦那に関する悩み相談、
TV、芸能人に関する雑談など何でもOK!

トピックランキング

もっと見る

コミュニティカテゴリ