うちは多動だったのでそれを相談しに療育に行ったら知的も指摘されました。
3回目かなにかの相談の時にウィスクをした結果。
3歳半すぎてたかな？それで1歳2ヶ月のレベルだと。
ただ、ビーズ通しなどは年齢なみにできてて、だけど言語がかなり低かったから、総合IQだけでは考えない方がいいと。

家庭保育で1人目だったから自分としては気づかなかったけど、今思えばかなり言語が遅かった。
行動系は多動なのもあったからか、ほとんどクリア。首座りとか寝返り、ずり這いハイハイ高バイつかまり立ち伝い歩き、自立歩行、全て早かった。
そのかわり知的面での手指しとかは遅かったし、手指し覚えたら手指しばかり。
わたしがいつもそばにいたからそれでも通じ会えてて、それがよくなかった。
3歳でアンパンマンのことはパンパンって呼んでたし、女の人はみんなママ。
まんまとママどっちかわかるのかはわたしだけ。

歩き出してからは多動まっしぐら。
3歳くらいからはもうわたしが追いつけなくなり、危険なことも増えて。
家から出ていくからチェーンかけておいたり。
お店に入っても椅子に座れないし。
買い物もバックヤードに逃げ込むからろくにできない。


睡眠も昼寝は全然しなくて、夜にがっつり。
それはそれで助かったけど。
偏食も強かったかな。

療育から保育園に入れるよう言われ、療育のために保育園へ。揉んで育てよということで。
そうしたら言語はかなり伸びたし多動も集団生活をしていくうちにかなり落ち着いた。
同時に療育も月一とか3ヶ月に一回通って、IQ検査の結果を保育園に送ってもらったり。
加配もつけてもらっていました。担任とは別のサポートの先生。
療育手帳は1番軽度のb2。

小学校は支援学級。
4年生の時の手帳の更新で、田中ビネー(IQ検査の名前。ウィスク、田中ビネーというのをうちの子はしてた)であと2点足りず手帳はなくなりました。
なので、障害児でないことになり、グレーとして生きることに。
息子の障害を理解して受け入れてきた時に今度はそれはなしねってなって、パニックになったかなぁ。
普通の子としては最低レベル、障害児の中では最高レベル。なんじゃそら、って。
それがグレーなんだけども。

中学も支援学級。だけど、中二からはほとんど普通の子のクラスにいます。
進路の問題があるから(情緒は大丈夫だけど知的の面で学力が足りず、支援の高等学校に行くと思うから)三年の時も支援学級を選択するかな。
今は多動はないけど、知的の問題と不注意が強くて忘れ物は多い。
部活もしててまわりからは普通の子って思われるけど、学力が低すぎて。国語数学英語が悲惨。
100点満点で10点前後しかとれない。
でも、中学生になると知的障害がなくても勉強しない子はそういう点をとる子もいるから、本人は危機感ゼロ。

グレーって、結局昔なら普通の子の中でもいたんだよね。
ただ、この時代になると行きにくいよ。
少子化だし、目立つ。

診断名は療育に半年以上かからないとつけられないと思うし(手帳をとる時にどうしてもつけなきゃいけないから診断名もつくという言い方もある)、とりあえず今はわが子にとってなにが苦手で母子ともになにに困っているかを考えるといいよ。
結局、親子で困っていることがなければそれは障害にはならないと判断する家庭もあるしね。

染色体異常でも手帳もってないって人もいたり。
こどもがある程度大人しく、サポートもさほどは必要でなければ手帳なくても義務教育までは問題ないからね。
幼稚園でダウン症の子とか通ってたりあるよ。
他害がなかったりある程度自立していれば、幼稚園通えたりしてる子多い。グレーでも。

長くなってごめんなさい。

グレーは辛いことも多い。
親の躾のせいじゃない？って思われることも多い。
だけど、療育とかに通えばいろんな親とも知り合えるし情報も入るから、ぜひ通ってね。
普通になろうと思うと病むけど、努力はずっと必要。怒られることも他の子より多い。
それを義務教育の間は親と子で乗り越えなきゃいけない。
その中で楽しいこともたくさんあるから。