神戸・中3自殺メモ 「先生、腹くくってください」市教委、校長に隠蔽指示

  • なんでも
  • 匿名
  • 18/06/04 09:11:52

事務処理が煩雑になる-。2016年10月に神戸市垂水区で起きた中学3年の女子生徒=当時(14)=の自殺を巡り、神戸市教育委員会の首席指導主事が当時の校長に、直後の聞き取りメモの存在を隠蔽するよう指示した理由は、遺族にとって「信じられない」ものだった。何度も訂正する機会はありながらうそにうそを重ねた対応に、市教委幹部らは「縦割りなど組織的風土の問題」とうなだれた。

【写真】学校側が自殺した女子生徒の友人から聞き取った内容を記したメモの写し

 問題の発端は、17年1月の情報開示請求だった。当時、一貫して遺族対応に当たっていた首席指導主事。市教委によると、メモは重要視していなかったとみられ、遺族に渡された資料に含まれていなかった。

 同2月末、不審に思った遺族が改めて情報提供を求めたが、首席指導主事は当時の校長に「いまさら出すことはできない」などと隠蔽を指示したという。再度の情報開示請求や、第三者委員会の報告書完成が遅れることを恐れたとされ、遺族との関係悪化を心配した校長も同意した。

 同3月に神戸地裁が証拠保全決定を出し、事態はさらに複雑化。提出しなくていいか尋ねた当時の校長に、首席指導主事は「先生、腹くくってください」と隠すよう促したという。さらに、こうしたやり取りについて、上司らに相談や報告をしなかった。

 昨年8月、現校長がメモの存在を市教委に報告した後も、首席指導主事は「メモは存在しないはず」と答えたという。事態を把握した上司らも「内容は第三者委の報告書に反映されている」などと、メモを半年以上放置した。

 遺族は「首席指導主事は遺族の窓口となる立場で、なぜこんな対応をされたのか信じられない」とし、市教委の一連の対応についても「本当に個人の責任なのか」と憤った。

 一方、文部科学省は17年3月、いじめの重大事態の調査に関するガイドラインで、手書きのメモも公文書に該当する場合があるとして、保管を求めている。市教委は今回のメモが公文書に当たるか調べており、長田淳教育長は「(ガイドラインが出る前とはいえ)非常に不適切な取り扱い。コンプライアンス遵守も含め、組織を変えていきたい」とした。(広畑千春)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180603-00000009-kobenext-l28

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    • 4
    • ロッテルダム
    • 18/06/04 10:10:33

    教育関係者なのに腹括るの使い方間違ってない?

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    • 宮ヶ瀬ダム
    • 18/06/04 10:09:36

    >>1
    (完全隠蔽することを)腹くくって下さい
    てことだと思う。
    当時の校長もどうすればいいか悩んで隠蔽を支持してきた首席指導主事に再確認したんじゃないかな

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    • 一ツ瀬ダム
    • 18/06/04 09:59:06

    とりあえず腹の括り方が明後日の方向ってのはわかる。

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    • 佐久間ダム
    • 18/06/04 09:18:20

    先生、腹くくってください

    って、どういう意図があったんだろう

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