- なんでも
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5年前の夏、祖母が亡くなった時の話。
葬儀が終わったその日は子供と実家に泊まっていました。
寝る前に子供が喉が渇いたと言ったので、キッチンへ行くとちょうど冷蔵庫の前に母がいたので麦茶を頼みました。
母がコップを持った手のその後ろからもう一つ手が見えました。
その手は間違いなく祖母の手でした。
昔裁縫の仕事をしていた祖母は誤ってミシンで小指を縫い付けてしまったことがあり曲がっていました。
母の手の後ろから見えた手の小指も曲がっていたのです。
おそらく最期の方は寝たきりで、ひ孫と話すことも出来なったので何かしてくれようとしたんだと思っています。それ以来不思議なものは見てもないし体験もしていないです。
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18/08/08 15:03:31