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- 小河内ダム
- 18/05/29 14:23:17
人気アニメ「忍たま乱太郎」の主人公「猪名寺乱太郎」の由来となった、兵庫県尼崎市の猪名寺地区で27日、「猪名寺忍者学校」の入学式があった。全身黒ずくめの衣装に身を包んだ“忍者の卵”「忍たま」らは、心得を学んだり綱渡りの術に挑戦したりして奮闘した。
2015年に始まり4期目。園田北小学校に募集の「お触れ」を配り、同小1~6年の男女約40人が門をたたいた。
先生を務めるのは、猪名寺地区の自治会や婦人会、青年隊の役員ら。地元の竹を使った竹馬や、木と木の間をロープでつないだ高さ約30センチの綱渡り場を用意し、子どもたちを待ち構えた。
佐璞丘公園(同市猪名寺1)の入学式では、「尼崎璞斎」校長を名乗る尼崎明生さん(84)から「しっかり術を習得して、一人前になってくれ」とあいさつがあり、子どもたちは「はっ」と力強く返事をした。その後、「一、弱い者をいじめるな」「二、朝のあいさつは人より先に」などと忍者の心得5カ条を復唱し、竹馬や綱渡りの訓練に真剣な表情で取り組んだ。
初参加の同小1年の女児(6)は「ドキドキしながら待っていた」と笑顔。毎期参加している同小3年の男児(8)は「今年は仲間2人も連れてきた。他の忍者から隠れられる術を身につけたい」と意気込んだ。
学校は12月の卒業式までほぼ月1回のペースで開かれ、子どもたちは岩登りの術(ボルダリング)や手裏剣投げなどに挑む。(小谷千穂)
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