母親が告白 農業アイドルだった大本萌景さん(16)は、なぜ自殺しなければならなかったのか

  • ニュース全般
  • 金山ダム
  • 18/05/21 14:18:41



5/19(土) 21:30配信

文春オンライン



 2018年3月、愛媛県松山市を活動拠点にする農業アイドル「愛の葉Girls(えのはがーるず)」メンバーだった大本萌景(おおもと・ほのか)さん(享年16)が、自宅で首を吊り亡くなった。

【動画】萌景さんの母親が、現在の思いを初めて語った

「愛の葉Girls」はご当地アイドルブームが盛り上がりをみせていた2012年12月に、“歌って、踊って、耕すアイドル”としてデビュー。JAや自治体が主催するイベントなどで精力的に農業の魅力をPRする活動を続けてきたが、萌景さんの死を受けて、3月末で活動を自粛。デビュー以来、レギュラーメンバー・研修生を含めて10人以上が卒業や活動を辞退するなどして、最終的には5人編成となっていた。萌景さんの死から約2カ月。まだ心の整理がついていないという萌景さんの母親が、現在の思いを初めて語った。

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母親が告白 農業アイドルだった大本萌景さん(16)は、なぜ自殺しなければならなかったのか


大本萌景さん/遺族提供


ももクロが大好きで、アイドルに憧れていた

 3月21日に萌景(ほのか)が亡くなってから、私たち家族の明るさ、家の光が失われた感じがしています。萌景の姿を最初に発見したのは私です。私は今でも自宅の2階に一人で上がることができません。萌景が亡くなった場所は、階段を上がってぱっと目に入る萌景の部屋だったので、どうしてもその場所に行くことができない。残された子どもたち、社会人の娘は体調を崩してしまい、小学生の息子は一人でトイレに行くこともできないような状況です。

 萌景は、いつも明るくて本当にお調子者。小さい子どもたちが大好きで、お年寄りからも愛されるような子でした。色々な方から「今1番人気よー」とか、「萌景ちゃんすごい人気があるね、すごいね」と声をかけてもらっていました。

 実は中学1年の頃、学校でいじめを受けていて、不登校のような時期がありました。きっかけは、 萌景がクラスメートと些細なことでもめて、担任の先生が「大本の嫌いなところをみんなで本人に言おう」と提案したことだったみたいです。いじめに悩んでいた萌景は、よく私たちに「転校させて」と言っていました。そんなときにゲームセンターのSEGAで「愛の葉Girls」のライブを見て、目をキラキラ輝かせていました。気が付けば、自分でオーディションに申し込んでいて。書類審査に合格したというので、「やってみたい」と相談を受けたんです。

 中学2年の7月、「愛の葉Girls」の研修生になりました。もともと「ももいろクローバーZ」が大好きで、アイドルに憧れていたということもあったと思います。「いじめられていた自分自身や周りの人を見返したい、みんなと打ち解けたい」。そういう理由でオーディションを受けようと思ったと、本人が振り返って話していました。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180519-00007433-bunshun-soci

>>1

  • 0 いいね

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    • 34
    • 寒河江ダム
    • 18/05/21 18:03:32

    この母親おかしいよね、子供が可哀想だわ自殺すること無かったのに
    原因はイジメか闇深し、芸能活動はマトモな親や子供はしない

    • 0
    • 18/05/21 17:50:29

    >>32
    私も今朝読んでモヤモヤ。
    ママスタにトピ立つとは思わなかった。

    • 0
    • 18/05/21 17:20:06

    全部読んだけど、モヤモヤする。
    母親がもっとしっかりしてたら、守れたんじゃないのかね。

    • 0
    • 31
    • 摺上川ダム
    • 18/05/21 15:22:39

    なんでこんなにズルズルしてたんだろう?二足のわらじは無理なんだからどっちかにしぼれば良かったのに、そりゃグループなんだから1人位抜けても大丈夫かもしれないけど、その1人を期待して来てるファンも居る訳だから、事務所としては学校より優先させたいのは当たり前だし、他の子だってそれでやってるんだろうし、大体なんでやめる子に金を貸さないと行けないんだ?お正月なんて高校生は(主婦が休むから)普通のバイトだって休めないよ。


    • 4
    • 30

    ぴよぴよ

    • 29
    • 七ヶ宿ダム
    • 18/05/21 15:20:58

    ググってみたらなんか凄い辞めてるのね。
    闇深いわ~この事務所。

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    • 奈川渡ダム
    • 18/05/21 15:17:09

    ごめん。変なお母さんだね。娘がトラブルになってる事務所に高校入り直すためのお金借りようとしたり変。もっと母親がしっかりしてれば良かったね。

    • 14
    • 27
    • 田子倉ダム
    • 18/05/21 15:13:29

    社長も娘いるんだね。

    • 0
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    • 田子倉ダム
    • 18/05/21 15:07:46

    社長の名前も家族も特定されてんのね。
    ネット民早いな。

    • 0
    • 18/05/21 15:01:18

    農業はしてたのかな。

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    • 田子倉ダム
    • 18/05/21 15:00:07

    まだ16歳なのに1億円なんて言われたら絶望してしまうよね。

    • 7
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    • 岩尾内ダム
    • 18/05/21 14:53:15

    自殺する勇気があればなんでもできたと思うけどな。
    でもそんなことも考えられないくらい病んでたんだね…かわいそうに…

    • 1
    • 18/05/21 14:50:41

    担任がいじめを助長していたってこと?
    「大本に嫌いなところをみんなで本人に言おう」とか…。
    どうしてそういう流れになったのかよくわからないけど

    陰口を言わずに面と向かって言えってことなのか
    日頃から嫌がらせを受けてる子達が我慢ならなくなったのか…。

    • 6
    • 21
    • アムステルダム
    • 18/05/21 14:43:36

    契約満了までの1年半は「愛の葉Girls」の活動を頑張るということを伝え、「全日制高校へ進学したい。お借りしたお金は、働いてお返しします」という萌景の考えをTさんに話したところ、「なぜ今、このタイミングで辞めることも考えるのか」、「今の考えのままなら、お金は貸せません」と告げられました。

    ってあるけどそりゃ辞めるつもりのタレントにお金貸せないでしょ。
    ちょっと甘くないかこのシンママ。

    • 16
    • 18/05/21 14:41:42

    >>17
    しかも辞めようと思ってる人間に投資するはずないよね。
    貸せないという会社の判断は当然。
    本人と親の考えの甘さは間違いなくあったと思う。
    自殺に追い込まれるまでの本人と社長?のやりとりがはっきりしないからなんとも言えないけど。

    • 7
    • 19
    • 九頭竜ダム
    • 18/05/21 14:40:05

    許しちゃいけない

    • 2
    • 18
    • 御母衣ダム
    • 18/05/21 14:38:14

    ぐぐってみたらすごく可愛らしい子で悲しくなった。
    まわりにいい大人がいなかったからこその結果なような気がする。残念すぎるよ。

    • 0
    • 17
    • 一ツ瀬ダム
    • 18/05/21 14:37:08

    そもそも高校くらいお金借りたり奨学金なくても行かせられないもんなの?

    • 4
    • 18/05/21 14:37:03

    どなたか要約お願いしますm(__)m

    • 0
    • 18/05/21 14:34:00

    いじめも人のせい。
    自殺も人のせい。

    都合の悪いことはぜ〜んぶ人のせい。
    自分中心に世界が回ってないと駄目なんだね。

    さすが松山。

    そもそも親が、芸能界に入ることとはみたいな説明を聞いてなかったんじゃない?
    なんの覚悟もなく両立できるとでも思ってたのかな。

    • 4
    • 18/05/21 14:32:55

    ヤクザみたいな事務所って他にもあると思うし、自分たちの利益だけでまだ高校生なのに人と思ってないよね。
    本当に可哀想。
    アイドルに憧れて最初は自分で志望しても、現実って残酷。

    • 2
    • 18/05/21 14:29:23

    >>11
    うん、この母親に違和感。
    芸能界なんてやめさせたら良かったのに。
    しかもTwitter とかでも被害者ぶっててちょっと変だよこの母親。

    • 7
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    • 田子倉ダム
    • 18/05/21 14:27:14

    これ読んだ

    変な芸能事務所には入れない方がいいね

    • 6
    • 11
    • 夕張シューパロダム
    • 18/05/21 14:26:23

    この母親もおかしくないか?なんで土日休みの高校に最初から行かせなかったんだ?

    • 12
    • 10
    • 佐久間ダム
    • 18/05/21 14:25:37

    娘が大事なら芸能界なんて入れちゃダメだよ
    絶対に

    • 14
    • 9
    • 川辺川ダム
    • 18/05/21 14:24:41

    トピ文も主のコメントもなげーよ!

    • 5
    • 18/05/21 14:23:17

    これは何の話?

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    • 金山ダム
    • 18/05/21 14:22:58



    娘が最後の会話で洩らした「怖いけん、行きたくないよ」

     あの日、私は外出する予定があって、9時40分頃に家を出ようとしたとき、萌景がパパッと走ってきました。「ねえママ、今日イベント行かんとだめ?」と聞いてきて、私は、Sさんとの電話のことを何も知らなかったので、「今日やれることは、やったほうがいいと思うよ。今日のことはちゃんとやっていこう」という話をしたら、娘が前日のように暗い顔をして「社長(Sさん)に会うのが怖いんよ。怖いけん、行きたくないよ」と言ったんです。これが、萌景との最後の会話になってしまいました。

     亡くなる日の朝、萌景が「怖いんよね」って言ったとき、本当だったら側におるべきだった。もっと気づいてあげるべきでした。その言葉がどれだけ深い言葉だったのか。毎日、毎日そのことばかりを考えています。

    ◆ ◆ ◆

     事務所に書面で事実確認を求めたところ、一連の経緯について説明し、S氏が萌景さんに全日制高校へ進学することを勧めたが、3月20日、T氏が責任を持った大人になってほしいとの思いから「お金を貸すことはできません」との趣旨の発言をし、その話し合いの後に母親に電話をかけ、萌景さんからS氏に電話するよう促してほしい旨を伝えた事実を認めた。だが、「Sが大本さんに対して『1億円を支払うように』と述べた事実はありません」と回答した。



     3月24日に執り行われた告別式には、萌景さんの死を知ったファン200人以上が参列したという。

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    • 新冠ダム
    • 18/05/21 14:22:31

    景が「か」って読むのかしら?

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    • 金山ダム
    • 18/05/21 14:22:09


    「1億円を払うように言われた」という娘の言葉

     萌景は出先からSさんに電話をしたようです。電話を切ったあと一緒にいたお友達に、

    「謝らされた、私は何も悪いことしていないのに謝らされた」

    「なんで私が謝らないかんの? 本当に社長(Sさん)に裏切られた」

     と話していたそうです。このときは、何のことを謝らなければならなかったのか、お友達にも話さなかったといいます。

     亡くなった3月21日の朝、萌景が一緒にいたお友達とそのお母さんに、

    「私の(「愛の葉Girls」で活動した)2年間は何だったんだろう、夢を返してほしい」

    「社長(Sさん)に裏切られた。社長に1億円を払うように言われた」

     と話していたと、あとから聞いて本当にショックでした。契約書には「ペナルティ料」の項目があり、規定違反や義務の不履行、タレント活動への事前連絡なしの不参加、遅刻の場合などにギャランティの50パーセント、または100パーセントをカット、足りなければ事務所から請求する旨が記されています。「1億円」というのは、Sさんが「違約金」をにおわせた発言だったと思えてならない。生前、「『何があっても萌景は辞めさせん』と社長(Sさん)に言われるよ」とも本人から聞いていました。
    .

    足元に置いてあった携帯には

     萌景が亡くなったあと、私からSさんに「萌景との最後の電話で、どんな話をしたのですか」と直接確認しましたが、「『本当に高校入学を辞退していいのか?』と話した」という一点張りでした。いまとなっては、どういうやり取りがあったのか、萌景にたずねることもできませんが、「もう『愛の葉Girls』を続けられないです」と信頼していたSさんに弱音を吐いたのかもしれない。親としてもっと支えてあげられたのではないかと、とても後悔しています。

     3月21日にも「愛の葉Girls」のイベントがあり、集合時間の12時20分になっても娘が集合場所に来ないといって、私のところにSさんから電話がありました。淡々と「萌景はリーダーなので、イベントに来ないのは非常に困ります。『愛の葉』の信用問題にも関わりますので、お母さんも連絡を取って家を見に行ってもらってもいいですか」と。

     出先だったのですが、何か嫌な予感がして家に戻ったのが13時40分。自転車があったので、「家におるな」と思いました。急いで中に入ると、リビングにはいない。2階に上がったら、階段を上る途中に、娘の足が見えてきて、「なんでこの子ずっとここに立ってるん」と思って見上げたら、立っているんじゃなくて、首を吊ってぶら下がっていました。足が真っ青になっていました。

     私もパニック状態で、その後の記憶が飛び飛びなのですが、萌景の姿を見て、急いで下へ降ろして救急車を呼びました。心臓マッサージを試みましたが、すでに息はしていなかったようです。お腹を触るとまだ温もりがあったことを覚えています。足元には萌景の携帯が置いてあって「自殺の方法」を調べていました。救急車で搬送されている時もあまり記憶はありません。病院の待合室で15分ほど待っていると「手の施しようがない」という風に告げられました。

    >>5

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    • 新冠ダム
    • 18/05/21 14:21:44

    お名前の読み方は?萌がほの?

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    • 金山ダム
    • 18/05/21 14:21:11

    とにかく事務所の言うことは「絶対」

     萌景が亡くなる前日の3月20日に、萌景と二人で事務所へ伺って入学に必要なお金をお借りすることになっていました。私から、契約満了までの1年半は「愛の葉Girls」の活動を頑張るということを伝え、「全日制高校へ進学したい。お借りしたお金は、働いてお返しします」という萌景の考えをTさんに話したところ、「なぜ今、このタイミングで辞めることも考えるのか」、「今の考えのままなら、お金は貸せません」と告げられました。

     娘は今までに見たこともないほど落ち込んでしまった様子で、帰り道、ひとことも発しませんでした。今から考えると、娘のことを守ろうと思って、契約満了とともに「愛の葉Girls」を辞めようと考えていると事務所に伝えたことが、とてもネガティブに受け取られてしまったのだと思います。事務所としては、「そんなに甘い考えなら、お金は貸せない」ということを態度で示そうとしたのかもしれない。単純に学費の問題ならば、親が用意することもできました。しかし、問題は信頼していた事務所にはしごを外されるような対応をされたということでした。それでも、とにかく事務所の言うことは「絶対」。萌景も私も、そんな風に思いこむようになってしまっていました。

     事務所から帰ってきて、思いつめた表情の娘に「明日、全日制高校は辞退しよう」と私から話すと、「そうだね、そのほうがいいよね。『愛の葉』にいても正直(高校を)続けられるか分からんしね」と萌景は語っていました。「とりあえず『愛の葉』を卒業したら、通信でも定時でもいいから、無理しないでゆっくり高校に行こう。高校卒業認定だけは必要だよね」と諭しました。本人も「そのほうがいいよね。バイトもできるし」と。そのときぼそっと「私って悪い子よね」とつぶやいたんです。

    「だってさ、私は全日(制高校)に行くことを友達とか、入学するはずだった高校の校長先生にも『今年入学します』と挨拶したのに、そういった期待を裏切ってしまっている」

    「ちゃんと通信に行かせてもらえたら、あと3年で卒業やったのに、私の1年間は一体何やったんやろうね。1年間無駄にした」

     こういう風に話していました。何とか気持ちを切り替えて親子で話していたところ、その日の夜になって、日中に話し合いをしたTさんから連絡があり、高校をあきらめて1年半は「愛の葉Girls」を頑張ると伝えると、驚いた様子で「本当に高校入学を辞退していいんですか? 本人から社長(Sさん)に連絡させてください。本当はお金を用意しているので」と言うのです。いま振り返ると、私たちを振り回す行動だったと思えてなりません。

    >>4へ

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    • 金山ダム
    • 18/05/21 14:20:23


    今学校をやめると、私になにも残らなくなります

     結局、2017年内に通信制高校を退学して、2018年に入ってから私立の全日制高校を再受験することになりました。あるとき、萌景は事務所スタッフとのLINEで、

    「今学校(※通信制高校)をやめると、私になにも残らなくなります」

    「正直今、学校の事も契約の事もどうしたらいいかわからないです」

     こういった混乱した胸の内を明かしていたこともありました。アイドル活動と高校生活を両立する方法を、萌景なりに模索していたのだと思います。それでも、スタッフからの返信は、

    「そもそもお前はそういう特別な存在になりたかったんだろ?だから愛の葉に応募したんだろ?全国的なアイドルになりたいんだろ?最初の気持ちを忘れるな」

     親身に相談に乗るどころか、萌景をますます追い詰めていくような内容でした。
    .

    もう1回、高校1年からやり直そうとしていた

     萌景は、土日休みの全日制高校に進学することで、「愛の葉Girls」との“二足のわらじ”をまっとうしようと決意していました。萌景は何でも自分で決める子で、一度目標を決めたら、その目標に向かってまっすぐに進む意思の強さがありました。「もう1回、高校1年からやり直そう」と私たち親子にしてみれば一大決心をして、なんとか生活を立て直そうとしていました。

    「家族には迷惑をかけたくないから」という本人の強い意思で、「愛の葉Girls」のギャランティを前借りして、全日制高校の学費に充てることに決めました。全日制への進学に反対していた私も、「萌景がそこまで言うなら」と思って、応援することにしました。奨学金を借りることを提案しましたし、本当に萌景が困ったときはサポートするつもりでした。

     ただ、母親として事務所に伝えるべき心配事は伝えようとも思いました。最近レッスン後も帰りが遅くて困っていること、契約満了の2019年8月まで、あと1年半は「愛の葉Girls」を続けるが、そのあとは辞めたいと本人が話しているということ。そういった内容を、3月中旬頃に経理担当の社員・ Tさんへ電話で伝えたのです。 Tさんもまた萌景が信頼していた人で、時々萌景の生活態度について、母親である私の代わりに注意してくれたこともありました。

    >>3

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    • 金山ダム
    • 18/05/21 14:19:23


    事務所スタッフからの高圧的なLINE

     事務所との契約に際しては、「愛の葉Girls」の仕事が学業に支障をきたさないことを前提としていました。しかし実際には、萌景が登校日なので「愛の葉Girls」のイベントを休んで学校に行きたいと、懸命に伝えても聞き入れてもらえず、スタッフの高圧的な態度に萌景も悩んでいたようでした。娘の携帯電話には、学校に行きたいという娘の訴えに対して、事務所スタッフからのこんなメッセージが残っています。

    「お前の感想はいらん。学校の判断と親御さんの判断の結果をそれぞれ教えろ」

    「何故学校がダメと結論したのか、親御さんがダメと判断したのか、その理由だ」

    「その理由によって、今後事務所はお前の出演計画を考えにゃならん。そこまで考えて物を言え」

     当時15歳だった萌景に、身近なスタッフからのこういったLINEがどれほど厳しく響いたか。真面目な萌景は「仕事を頑張らなくちゃ」という思いが強く、結局学校を休んでしまうことが多かったんです。

     また、萌景は高校1年のはじめに「1年間の時間割を見せるように」と言われて、事務所に提出しています。本人は「なんでこんなにプライベートまで管理されなきゃいけないのか、理解できない」と話していました。時間割を提出したにもかかわらず、「お休みをください」と言っても「愛の葉Girls」のイベント優先で、学校へ行くための許可をもらえなかったことは、何度もありました。
    .

    母親から連絡しても、取り合ってもらえなかった

     このままだと通信制高校の卒業も危ういと思い、高校1年の6月、萌景としっかり話をしました。萌景から「このままだと学校がダメになってしまうので、『愛の葉Girls』を辞めたいです」とSさんに相談したそうです。ですが、「全日制高校に入りなおすべきだ」と勧められて帰ってきました。全日制だったら土日がお休みだからイベントにも出られるだろう、という理由だったようなのですが、私からすると、週に2日も通学できていないのに、週5日の全日制との両立は難しいのでは、というのが正直な感想でした。萌景は、Sさんから「お金の心配はしなくていいけん」、「全日(制高校)に入学したらレギュラー番組を持たないか? 週1日くらいだったら学校を休んでも大丈夫」と言われたと話していました。

     ときに、母親の私からマネージャーにLINEで連絡をしても、本人以外では取り合ってもらえませんでした。「家庭の事情でお休みをどうしても頂きたくご連絡させて頂きました」とLINEすると、

    「申し訳ありません。この相談は萌景本人からじゃないと聞けないことになっています」

     とシャットアウト。さらに、離婚した実の父親に会いにいかせたいと思って、元旦のお休みをもらえないか私から連絡すると、

    「事情は理解できます。ただ、全国区のタレントを目指していく上で元旦のように世間的に特別な日こそ、活動すべきではないかと思います」

     こういうやり取りを続けるうちに、萌景も私も、だんだんと「愛の葉Girls」を何が何でも優先させなければならない、という思考に陥ってしまったように思うんです。

    >>2

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