- なんでも
- 岩尾内ダム
- 18/05/17 08:32:07
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反則行為について「選手、大学生としてあるまじき違反行為」としながら自身の指示については触れず、選手の反則行為について謝罪した。連盟関係者は「選手個人に責任を転嫁する内容だった」などと批判。危険なプレーをした日大の選手が「『(反則を)やるなら(試合に)出してやる』と監督から言われた」と周囲に話していたことも分かった。
内田監督からの自粛申し入れ文書は10日付で連盟宛てに提出された。「本学選手による試合中の重大な反則行為に対する措置について」で始まり、春のオープン戦でのベンチ入りや8月末までの現場指導の自粛を申し入れる内容だった。
内田監督は、文書の中で日大守備選手による一連の反則について「スポーツ選手として、大学生としてもあるまじき違反行為を度重なり行った」などと釈明。「大きな混乱を招いた」と謝罪し、今後については「学生と真摯(しんし)に向き合い指導を徹底する」などと記している。
ただ、反則行為が選手個人によるものとの趣旨で書かれていることから、ある幹部は「選手に責任を押しつけている。監督としての責任を逃れようとしているのではないか」と批判する。内田監督は10日に連盟から厳重注意処分を受けているが、連盟は規律委員会を設置して来月上旬にも最終的な処分を下すとしている。
日大側は「アクシデントだった」として監督の関与を否定しているが、複数の関係者によると、内田監督は「最初のプレーで相手QBにけがをさせる。周りから何か言われたら『監督の指示』と言っていい」という趣旨の指示を行った。ほかに「壊せ」との言葉も使い、日大選手は練習や試合前から「試合に出られないのは気合が足りないから」「やる気がない」などと叱責を受けていたという。大学アメフト関係者は「選手は指導者から叱責を受け、追い込まれていた可能性が高い。指導者の責任が一番大きいのではないか」と批判している。
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