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- 18/04/14 09:27:35
オーストラリアのメディアによれば、同国の消化器病センターにうんこを提供すると1回50豪ドル(約4000円)の報酬を貰えるという。
単純計算すれば1週間で250豪ドル(約2万9000円)、1年だと1万3000豪ドル(151万円)にもなる。
うんこの需要が高まっている1番の理由は健康な人のうんちに含まれる腸内細菌を患者の腸に注入することで腸内環境を整える「便移植療法」に使うからとのこと。
便移植療法とは、「健康なドナーの便を生理食塩水などに混ぜて液状にし、フィルターでろ過した菌液を患者の腸に移植する」こと。
移植には「大腸内視鏡やS状結腸鏡などを使用するか、かん腸器」が使われる。
最近では腸の病気だけでなく、自閉症や難病の多発性硬化症、慢性の下痢などの疾患にも便移植療法が使われているらしい。
ドナー契約を結ぶ条件は「本人が健康なこと」「BMI(体格指数)が正常値であること」が条件。
食生活も健康的なものでなければならず、全粒粉入りのパンやパスタ、新鮮な野菜、豆類、果物などの摂取を求められ、逆にトウモロコシやカニ、エビ、牡蠣、サラミ、ハム、ソーセージ、抗生物質などは好ましくない。
ドナーになるための手続きは簡単で、申込用紙に必要事項を記入し、血液検査を受け、検便を3回すればOK。検査をパスすればうんこを提供することが出来るようになる。
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