パトカー追跡中に死亡事故　酒気帯び運転の車に同乗、容疑の男女４人逮捕　

産経新聞

　神奈川県大井町の国道交差点で昨年１２月、パトカーに追跡されていたワンボックスカーが別の乗用車に衝突し、運転していた女性が死亡した事故で、県警交通捜査課はワンボックスカーに同乗していたとして、道路交通法違反（酒気帯び運転車両同乗）容疑で、同県湯河原町鍛冶屋、無職、常盤海斗容疑者（２１）ら男女４人を逮捕した。「乗せてほしいと頼んでいない」といずれも容疑を一部否認している。

　逮捕容疑は、昨年１２月１５日午後１１時２５分ごろ、大井町上大井の国道２５５号で、酒気帯び状態だった会社員の大木司被告（２０）＝自動車運転処罰法違反（危険致死）などの罪で起訴＝が運転する車に同乗したとしている。

　同課によると、車には運転していた大木被告を含め計７人が同乗。同課は、事故直後に出頭した別の男女２人についても道交法違反容疑で書類送検する方針。常盤容疑者ら今回逮捕された４人は事故直後に現場から逃走していた。