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- 18/01/04 17:49:49
レコード大賞の前最高責任者が“芸能界のドン”周防郁雄氏を実名告発
週刊文春 2017年11月30日号
昨年まで日本レコード大賞の最高責任者である制定委員長を務めた叶弦大氏(81)が芸能事務所バーニングプロダクション社長・周防郁雄氏(76)による“賞の私物化”を「週刊文春」で、実名告発した。
昨年の「週刊文春」(11月3日号)のスクープ「三代目JSBはレコード大賞を1億円で買った」では、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE(以下、三代目)が大賞に選ばれた裏で、所属事務所LDHからバーニングプロダクションに1億円が支払われていた事実を、請求書を開示し詳報した。
叶氏が語る。
「私は『1億円問題』を、文春を読んで初めて知り、大きな衝撃と恥辱を感じました。それだけにあの問題が発覚してもなおレコード大賞の私物化を続ける周防氏に対し、憤慨を抑えきれないのです。今までに何度も改革を試みたが、力が及ばなかった。忸怩たる思いです」
審査委員の多くを占めるのはテレビ局、一般紙、スポーツ紙の代表だ。周防氏の影響下にある芸能事務所には膨大な数のタレントが所属している。歌手のインタビューや芸能情報を提供してくれる周防氏に頼まれれば断れない立場の人間が審査委員を務めているのだ、と叶氏は説明する。
「私がレコ大の常任実行委員だった2003年頃、周防さんが言った言葉が忘れられません。『叶さん、この業界はちょっと悪いくらいじゃないといけない』。そして『レコード大賞は、新聞社13人の過半数、つまり7人の記者を押さえておけば、自分の獲らせたい歌手に決めることができるんだよ』と言い、ニヤリとしたんです」(叶氏)
11月22日(水)発売の「週刊文春」では、叶氏が目にしてきた周防氏や、周防氏の意を汲む審査員の不可解な言動、エイベックス幹部らから三代目をレコード大賞に推してほしいと申し入れがあった会食の様子なども詳細に語っている。さらに周防氏への直撃取材の一部始終も掲載。
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