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- 17/12/17 15:13:24
両親が個人で経営する店に12月15日、30人の団体の貸切予約が入っていた。ところが、約束の時間になっても誰一人として来店しない。連絡すら取ることができない。無断キャンセルだった。【BuzzFeed Japan / 瀬谷 健介】
丹精込めて作った料理は、客の口に運ばれることはなかった。店は悲しみに暮れた。
両親から知らせを受けた息子の新谷有幹さんは、悔しさに涙しながらTwitterに次のように投稿した。その日、用意していた母自慢の料理の写真とともに。
「オトンとオカンが大阪の梅田でやってるお店、今日30人の貸切予約が何も連絡ないまま当日来なかったらしい。悲しいって連絡がきた。一生懸命心込めて準備してたみたいだし、本当にかわいそう」
いったい何があったのか。BuzzFeed Newsに詳細を語ってくれた。
「信じて待ったのに」1人も来なかった。30人の貸切予約があった小さな飲食店の悲しみ
和風ダイニング tsukushinbo 梅田店
大阪市の梅田駅近くにある「和風ダイニング tsukushinbo 梅田店」。料理好きの母・明美さんが「多くの人を料理で笑顔にしたい」と始めた店だ。
貸切予約の連絡は電話であった。客は店を「ぐるなび」で知ったという。
決して大きな店ではない。30人全員の着席は無理だと伝えると、「椅子はいらないから、立食でお願いします」と返答があり、予約が確定した。
人数変更がある場合は、予約日の2日前までに連絡をしてほしい、と約束していたが、電話はなかった。そのため、30人分の食材を調達し、準備に入った。
少しでも居心地良く、楽しんでもらうため、スタッフ総出で椅子を全て運ぶなどして広いスペースを確保した。そして、コース料理全6品のうち、オードブル3種とサラダ、ばら寿司を事前に作って、客を待った。
しかし、予約時間の午後7時半になっても、誰も来店しない。15分後に幹事の携帯電話に連絡しても通じない。ショートメールも送ったが返信はなかった。
午後9時頃には別の客が来店したが、団体予約が入っており、貸切体制だったため断った。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171217-00010001-bfj-soci
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