名古屋味噌おでん
母親が一人目の男児を妊娠している間、血液中にNLGN4Yが入り込む。母親の体はこれを異物と認識して抗体を作る。その抗体が体内に蓄積したところで二人目の男児を妊娠すると、抗体が胎盤を通して胎児の脳まで到達し、性的指向を変化させる可能性があるという。
これまでの研究でも、兄が多い男性は同性を恋愛の対象とする確率がそれだけ高くなると指摘されてきた。2006年には、兄が一人増えるごとに同性愛の確率は約1.3倍になるとの研究結果も出たが、その理由は明らかになっていない。
ボガート教授は18~80歳の女性142人、男性12人を対象に、NLGN4Yに対する抗体の血中濃度を調べた。その結果、濃度が最も高いのは複数の息子を持ち、下の息子が同性愛者である女性のグループと判明した。息子のいない女性や、異性愛者の息子だけを持つ女性は低い数値にとどまった。
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