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- さつまいも
- 17/12/02 00:49:28
当時5歳だった女の子(都内在住)が、秋祭りで景品の駄菓子を手に取ったため、ボランティアの80代男性から叱責され、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したとして、祭りの主催者だった埼玉県深谷市を相手取り、約190万円の損害賠償を求めた裁判の判決が11月9日、東京地裁であった。判決では、叱責されたことなどをPTSDの原因と認め、深谷市に約20万円の支払いを命じた。
この判決に対し、ネットでは「叱られたぐらいでPTSDになるのはおかしい」など親子への批判が少なくなかった。「悪いことをした子どもはきつく叱るべきだ」「周囲の大人が子どもを叱るのは昔からあったことだ」と考える人もいるかもしれない。しかし、その日の大人たちによる女の子への接し方は、最新の科学的研究から見た場合、決して適切とは言えない。
これまでの大人の「常識」が、どれだけ子どもを傷つけているのか。メディアではあまり報じられなかった判決文を読み解きながら、なぜ女の子はPTSDとなり、それがどのような影響を及ぼす危険性があったのか、『子どもの脳を傷つける親たち』(NHK出版)を著した福井大学「子どものこころの発達研究センター」(福井県永平寺町)の友田明美教授に聞いた。 (弁護士ドットコムニュース・猪谷千香)
●「黒いクレヨンで塗りつぶされた絵」「あのおじさんが夢に出てくる」
親子連れでにぎわう地域の秋祭りで、一体何があったのか。
判決で認定された事実によると、2014年11月22日、当時5歳だった女の子は、深谷市の施設「ふかや緑の王国」の秋祭りに家族と出かけた。お祭りで家族が目を離した隙に、女の子は無人だった輪投げ会場の受付に近づき、台の上にあった景品の袋から駄菓子を取り出したところ、ボランティアの男性が気づいて、女の子を大声で叱責して駄菓子を取り上げた。
近くのコーナーにいた父親は、男性の大声が聞こえてきたので、母親と女の子のもとへと駆け寄った。女の子がお菓子を手に取ったことで、男性から大声で注意を受けたことを母親が伝えると、女の子は泣き出した。それから父親は男性に近づき、大声を出して女の子を泣かせたことについて謝罪を求め、2人は女の子の面前で口論になった。
その際、深谷市の職員が2人の口論を聞いて駆けつけ、全員で施設の管理棟に移動し、父親の通報を受けて警察官が到着。その間も、女の子は泣き続けていた。女の子は先に、母親と一緒に母親の実家に帰り、画用紙いっぱいを黒いクレヨンを塗りつぶした絵を描いている。
両親の訴えによると、事件の当日、女の子は口数も少なく、夜も「あのおじさんが夢に出てくる」といって怯え、いつもは午後9時に寝ているにもかかわらず、眠りについたのは午後11時を過ぎていた。翌日も女の子は元気がなく、食欲もなかった。夜もまた、「怖い夢をみる」といって、なかなか眠れなかった。
3日目も状態に変化がなかったため、両親は女の子を心療内科のクリニックを受診させた。女の子は12月末までの28日間、クリニックに通院し、カウンセリングを中心とした心理療法を受けた。担当医師は約半年後の2015年4月、女の子の病名をPTSDであると診断するに至った。
以下省略します。
主はこの事件は父親が相当怒鳴りちらしおじいさんも怒鳴り、そんな父親を見る娘は、私のせいでお父さんが狂ってる。
私が触らなきゃ良かったんだ。
おじいさんもお父さんも怖い、狂った鬼みたい、っていう恐怖感を感じてのPTSDだったんだと思う。
お父さんが適当にスルーしておけばちょっと怖いおじいさんに怒られた、で軽やかに済んでいたと思う。
よって悪いのはお父さんだと思う。
普段から切れて母親にも怒鳴り散らしていそう。
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松茸