【相撲】日馬富士 引退の意向固める

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      17/11/29 06:57:12

    ◇問題の経緯

    横綱 日馬富士は、先月25日の夜、巡業先の鳥取市で平幕の貴ノ岩に暴行したことを認めています。

    貴ノ岩の師匠の貴乃花親方が先月29日に鳥取県警察本部に被害届を提出し、警察は傷害の疑いで捜査を始めました。このとき、貴乃花親方から相撲協会への報告は行われず、相撲協会は今月2日に警察から連絡を受けたことでこの事案を把握しました。

    相撲協会は、貴乃花親方や日馬富士の師匠の伊勢ヶ濱親方に事情を聞いたものの詳細な説明はなく、貴ノ岩のけがの具合は軽いと判断していたこともあって、当初は公表しませんでした。

    しかし、その後、貴ノ岩が九州場所を休場し、2日目の今月13日に提出された診断書に「頭蓋底骨折、髄液漏れの疑い」と書かれていたことなどから、問題の発生から3週間近くたった今月14日に初めて事案を公表しました。

    日馬富士は貴ノ岩のけがについて謝罪したうえで、けがを理由に九州場所を休場しました。

    相撲協会の調査は外部理事や弁護士などで作る危機管理委員会が行い、日馬富士をはじめ、暴行現場に同席していた鶴竜や照ノ富士など力士や相撲関係者からの聞き取りを進めています。

    一方で、被害者である貴ノ岩については、貴乃花親方が「警察の捜査を優先させたい」、「本人の体調が悪い」などとして相撲協会の調査を断っているため、聞き取りは行われていません。

    こうした中、27日、開かれた横綱審議委員会では、協会の調査が続いていることから「引退勧告」や「注意」など委員会としての判断は示されませんでしたが、日馬富士に対し、「厳しい処分が必要」という意見が多くを占めていました。


    ◇日馬富士とは

    日馬富士はモンゴル出身の33歳、平成13年初場所に安馬のしこ名で初土俵を踏みました。

    軽量ながらスピードのある立ち合いと気迫あふれる取り口で番付を上げ、平成16年春場所で十両に昇進、その年の九州場所で新入幕を果たしました。

    同じ頃に入門した白鵬や稀勢の里などとともに番付を上げ、平成20年の九州場所後に大関に昇進、それに合わせて、しこ名を日馬富士に改めました。

    日馬富士というしこ名は安馬の時代から支えてきた神奈川県の神社の神職がつけたもので、相撲界に太陽のように日を照らす力士であってほしいという意味が込められています。

    日馬富士はその年の夏場所に初優勝を果たすと、平成24年には名古屋場所から2場所連続で全勝優勝し70代横綱に昇進しました。横綱に昇進したあとは、ひじのケガなどに苦しみながらも優勝を重ねました。

    ことしの秋場所は4横綱の中でただ1人休場せず、9回目の優勝を果たして横綱の責任を果たし、横綱審議委員会から「きつい思いをしながらも頑張りとおした気力には敬意を表さなければいけない」と評価されていました。


    ◇過去にもトラブルで引退

    大相撲では過去にも暴力行為などのトラブルをきっかけに現役の横綱が引退する事態が起きています。

    平成22年には68代横綱の朝青龍が、初場所中に都内の繁華街で酒に酔って知人の男性に暴行しけがをさせた問題が発覚しました。朝青龍は責任をとって引退し、そのあとに横綱審議委員会から初めて横綱に「引退勧告」が出されました。朝青龍はその後、傷害の疑いで書類送検されました。

    また、昭和62年には60代横綱の双羽黒が師匠とトラブルになり、部屋を飛び出して居所がつかめなくなる事態になり、横綱在位わずか8場所、優勝を経験することなく廃業という形で角界を去っています。

    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171129/k10011238941000.html

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