• No.2 金木犀

    17/11/22 15:25:08

    (続き)

     17日には、マスコミが「診断書が2種類あった」「相撲協会に提出した診断書には「骨折」とあったが、その前に警察に提出した診断書には「骨折」はなかった」と報じたが、診断書が2種類あったというのをことさら非難するのもおかしい。

     警察に出された診断書は事件直後の10月26日のもので、相撲協会に出された診断書は11月9日のもの。おそらく診察した医師も別の人間と思われる。頭蓋低骨折はCTなどを使わなければ診断できず、どこの病院でも診断のつくものではない。その場では切り傷など目に見える外傷だけ手当して、その後回復しないことから精密検査をして症状が見つかるということは十分あり得ること。

     さらにきのう17日夕方になって、頭蓋低骨折の診断書を出した医師が相撲協会を通じて「骨折と髄液漏は"疑い"にすぎない。全治2週間というのは、負傷してから2週間という意味。相撲も含めて仕事に支障はないと判断した。重傷のように報じられて驚いている」などとする見解を表明した。

     しかし、診断書には「上記傷病にて平成29年10月26日に受傷し、11月5日より11月9日まで当科入院加療を実施しました。全治2週間程度と考えられます。その間に状態が安定すれば、仕事に復帰が可能と思われます。」とある。もう全治しているという認識なのに「その間に状態が安定すれば」という仮定の表現をするだろうか。

     また「骨折や髄液漏」が仮に疑いに過ぎなかったとしても、少なくとも「脳しんとう」については確定診断をしている。脳しんとうは、時間差で症状が出ることがあったり、数日~30日後くらいのうちに2回目の頭部外傷を受けるとそれぞれ単独の外傷は軽度であっても致命的な損傷を引き起こすセカンドインパクト症候群の怖れもある。とくに格闘技やコンタクトスポーツでは練習再開にも慎重になるのが一般的だ。それを「相撲を取ることも問題ない」などと医師が軽々に判断するだろうか。

     いったいなぜ、この医師は自分の診断の信用性をなくするような発言をおこなったのか。実は、この医師の周辺には、相撲協会関係者とつながっている人脈があり、そこから圧力をかけられたのではないかといわれている。


     いずれにしても、協会の対応も新証言も客観的に考えれば疑問だらけなのだが、ほとんどのメディアは相撲協会の意を汲んで、貴乃花叩きの印象操作の報道を展開している。

     そもそも、この暴行事件を隠蔽していたのは相撲協会だけではない。メディアも同じだ。

     というのも、スポニチのスクープ前から、日馬富士の暴行事件については相撲記者たちのあいだでは周知のことだった。スポニチのスクープが出た14日の『とくダネ』(フジテレビ)で、横野レイコレポーターがこう口を滑らせていた。

    「初日に取材に行きましたが、この話題でもちきりでした。巡業中の出来事は、相撲関係者も、記者のあいだでも、殴ったらしいね、っていう話にはなっていたんですけど」
    「ほとんどの方は知っていました。協会の関係者も知っていましたし、我々マスコミも、知っていましたね」

     相撲取材歴が長く相撲協会に近い横野レポーターはこのあと、「なぜほかの新聞は書いていないのに、スポニチが書いたのか」と暗にスポニチと貴乃花親方を非難するのだが、おかしいのは貴乃花親方やスポニチでなく、暴行事件を知っていながら報じないメディアのほうだろう。

     最近相撲人気も盛り返してきていることから協会の機嫌を損ねたくないというのもあるし、長年相撲記者をやっているような人は意識が相撲界の内輪に組み込まれてしまっている。

     メディアは普段、相撲協会の隠蔽体質を批判しているが、自らもその隠蔽の一翼を担っているのだ。メディアまでがこういう体質なのだから、相撲協会から暴力体質や隠蔽体質がなくならないのも、当然というべきだろう。
    (時田章広)

    http://news.livedoor.com/article/detail/13908877/

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