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福田氏は「脚本家になって22年、とうとう朝ドラを書く日が来てしまいました。大概のことを経験してきたつもりで、正直、仕事に飽きちゃったかなと思うこともあったんですが、朝ドラを書くとなると話は別です。身が引き締まる思い」と心境を明かした。
「チーフプロデューサーの真鍋斎さんから『朝ドラはマラソンじゃない。151本の100メートルダッシュですよ』と言われ、これは大変だ、と。体力、気力をあらん限り振り絞って書かなければと覚悟した。とはいえ、毎朝、全国の皆さんに幸せな時間を届けるのが朝ドラ。僕自身が楽しんで、遊び心を忘れずにおもしろいエンターテインメントを届けたい。大阪舞台に、大阪制作というのも気合が入る」と意気込んだ。
脚本については「まだ1ページも書いていません。取材し、構想を練っているところ。自分の書くものは、ユーモア、コメディーの要素が不可欠。朝から皆さんが楽しい時間を過ごせるドラマにしたい。コメディー要素は52%、ぐらいと思っていただけたら結構です」と展望した。
「龍馬伝」で演出を務め、脚本・福田氏とコンビを組んだ制作統括の真鍋斎チーフプロデューサーも「大河は堅いイメージがあるが、シリアスな中にクスッと笑えるところや軽やかなところが印象的で、楽しい本だった。その頃から私は福田さんに朝ドラを書いていただききたいと思っていて、ようやく実現した。楽しさにあふれる内容のあるものを書いていただけると期待している」とコメディーの手腕を評価した。
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17/11/14 15:20:07