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- 17/10/24 19:18:28
雷門から浅草寺までを結ぶ仲見世通りは日本最古の商店街の一つ。
外国人観光客からも人気の観光地だが、今存亡の機にあるという。
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「9月ごろ、仲見世通りの各店に2枚の紙が配られて、そこには、来年1月からの家賃が、いきなり16倍になると書かれていました。私の店は戦後ずっとここで商いをしてきましたが、今の16倍の家賃なんて、とても払えない。ほとんどの店が払えないと思います」と嘆くのは、通りに店を構える店主の一人である。
「仲見世通りの土地は浅草寺の所有ですが上物は東京都のものだった。だから我々は家賃を東京都に払ってきましたが、7月に浅草寺が上物を都から買い取った。で、安かった家賃を周辺並みにするというのです」仲見世通りにある89店の家賃の平均は月2万3000円と、たしかに破格ではある。とはいえいきなり16倍の約37万円となればさすがに経営できないだろう。
浅草寺の守山雄順執事長によると、きっかけは2011年に東京都から“仲見世通りは収益事業を行っているのだから固定資産税を払え”と言われたことだったという。
「同時に家賃も見直そうと相場を調べ、弁護士が9月半ば、数字を組合にお伝えしたのですが……」 騒動が丸く収まらなければ、仲見世通りにはスタバのような大資本が並ぶ事態に。
10月25日発売の「週刊新潮」では浅草寺の“守銭奴”ぶりと共に、本件を詳しく報じる。「週刊新潮」2017年11月2日号 掲載
2017年10月24日 16時59分 デイリー新潮
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