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福井中2自殺 副担任、小学校でも接点、遅くまで居残りさせる アンケで「執拗で弁解許さない」
福井県池田町立中2年の男子生徒=当時(14)=が自殺した問題で、生徒に厳しいしっ責を繰り返した副担任が、生徒が小学6年の時にも同じ小学校に在籍し、遅くまで居残りをさせたことがあったことが17日、町の調査委員会の報告書で分かった。
中2から副担任となり、生徒が「副担任が宿題未提出の理由を言い訳だとして聞いてくれない」と訴えたことなどから、母親は副担任を代えてほしいと求めた。担任は「僕から副担任にちゃんと言っておきます」などと応じながら、副担任と協議したり、上司や同僚に詳しい事情を報告したりしなかったという。
報告書によると、生徒は小6の時、家庭科の講師だった副担任にミシンがけで残らされ、帰りのバスに間に合わなかったことがあった。生徒は悪印象を持っていたことから、中2の1学期には「副担任は嫌だ」と家族に話していたという。
その後、生徒は「副担任は何を言っても言い訳と決めつける。どうしていいか分からない」などと訴え、今年3月までに3回、登校を渋ることがあった。
問題を受け、調査委が生徒や保護者に行ったアンケートや聞き取りでは、副担任の指導について「執拗で、弁解を許さず、追い詰めるような感じ」「ねちねちした感じ」と不満を述べる意見が多かったという。
http://www.sankei.com/west/news/171017/wst1710170009-n1.html
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17/10/18 13:55:20