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山芋
2015年に日本労働組合総連合会が行った「大学生・院生の保護者の教育費負担に関する調査」では3人に1人の割合で金銭負担がネックになり子供の進学希望を十分に叶えてあげることができなかったと答えており、世帯年収が下がるに連れてこの回答率は高くなっていきます。
年収500万円から600万円未満の家庭で約50%、200万円から400万円未満の家庭で約60%にもなるのです。
両親年収別の高校卒業後の進路による調査では収入が低い家庭ほど大学への進学率は低くなり、
年収200万円以下の場合は大学への進学率は28.2%
400万円の場合は43.9%
600万円の場合は49.9%
800万円の場合は54.8%
1000万円以上の場合で62%
となっています。親の年収が高くなればなるほど大学への進学率も高くなり、東大に通う学生の親の年収は半数が950万円以上というデータもあるのです。
育った家庭が貧しくても特待生や奨学金、教育ローンなどがあるので貧しいからと言って大学への進学はできないということはないのですが、塾や予備校など大学へ進学するための準備などの面では進学率に影響を与えることになります。
また奨学金や教育ローンを利用することで将来の返済による負担なども考えられ、貧困をさらに作り出してしまう可能性もあります。
毎日お酒を飲んで、ゴロゴロしているお父さんを見て育った子供に向上心は芽生えるでしょうか?
学力が高い子供の親に特有の行動や生活スタイルが経済力のある家庭に多く見られるということが親の年収が高いほど子供の学力が高いと言われる理由に繋がっています。
またこんなデータがあります。
「成績上位の子供の保護者は本をよく読む」
「成績下位の子供の親はテレビのワイドショーを好む」
これはお茶の水女子大学とベネッセ教育研究開発センターが共同で調査をした結果です。これを見るだけでも親の普段の行動が子供の学力に関係していることがわかるのではないでしょうか。
また国語の成績が良い子供の家庭には漫画や雑誌を除く本がたくさんあり、小さな頃から積極的に読み聞かせを行ったなどもあります。
これに対して成績下位の子供の家庭ではカラオケによく行く、テレビのバラエティー番組をよく見る、また成績の悪い子供の親ほど「勉強をしなさい」と言っていることがわかっています。
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