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- 17/08/15 23:30:39
岡山・玉野市の渋川動物公園からアルダブラゾウガメが脱走してから2週間がたった足が遅いゾウガメだが、周辺の捜索でも見つかっておらず、ついに最高で50万円の懸賞金までかけられた。
今月1日、全長90センチ・体重55キロのメスのアルダブラゾウガメ「アブー」が逃げ出した。ゾウガメは普段から園の中で放し飼いにされているが、開園前の午前8時半頃、飼育員がゾウガメを小屋から出した後、目を離した隙に園外に逃げ出していったという。
渋川動物公園によると、「逃げ出すはずがない」と油断していて、昼になるまでいなくなったことに気づかなかったという。
今のところ、脱走したゾウガメの手がかりは、ほとんどないという。
そのため、渋川動物公園は14日、見つけた人に50万円のお礼を出すと発表した。1日午前8時40分頃、入り口に設置されている防犯カメラは、逃走するゾウガメを捉えていた。ゾウガメの小屋から30メートルほど離れた場所で、ゾウガメがゆっくりと移動している様子が映っていた。
■ゾウガメは、どのくらいのスピードで移動するのか。
脱走したカメと同じ種類のアルダブラゾウガメがいる千葉市動物公園を訪ねた。
千葉市動物公園で飼育されているゾウガメは3頭。中には体重257キロと、脱走したゾウガメの5倍ほどにも及ぶカメもいる普段はじっとしていることが多いというゾウガメ。移動する時は、体は非常に重そうだが、ゆっくりゆっくりと動く。
20メートル進むのに3分ほどかかった。また、ゾウガメは1か月ほどエサを食べなくても大丈夫だという。
渋川動物公園では今後も、スタッフによる捜索活動を続けていくという。
2017年08月15日 18:21 日テレNEWS24
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